こんにちは。ちらちらと記事の中でご紹介はしていたのですが、きちんと紹介できていなかった英文校正サービスGrammarly。今回ようやくご紹介してみたいと思います。
もくじ
Grammarlyって?というあなたのために、まずは紹介動画
初期の紹介動画「第一印象編」(公式)
まずは雰囲気を掴んでいただくために、こちらの動画をどうぞ。就職後、初出勤の職場へのメッセージを緊張しつつ書いている男性が登場します。
画面上でリアルタイムにスペルミスの周性や単語の言い換えの提案がされる様子が紹介されていますね。
ちなみに、Grammarlyの紹介動画は他にも「学生編」「起業家編」といろいろあって、どれもちょっとしたドラマ仕立てなので、個人的に見てるだけでもちょっと楽しくて好きです(笑)。
ネイティブからも圧倒的支持!AI英文校正サービスの雄「Grammarly」
まず、Grammarlyはいわゆる日本人英語学習者向けの英文校正サービスとは違います。基本的に、ネイティブも含めて様々な人が、より美しい、きちんとした、説得力のある英文を書くためのサービスだからです。
数年前、LanguageExchangeで知り合った友人にGrammarly使ってるんだけど超ベンリだね、みたいな話をしたら、「それ、基本ネイティブが使うやつだよ」みたいなことを言われた記憶があります。ただ、英語を母語としてなくたってきちんとした英文を書きたい、というユーザーは世界に数多存在するので、実際にネイティブしか使わないってことはないと思います(私もずっと使ってたので)。
日本人学習者向け英文校正サービスとの違い
このサイトでもご紹介しているIDIYなどの英文サービスは「英語学習者」が英文をきちんと書けるようになるのを手助けするためのサービスであるのに対し、GrammarlyはあくまでもEメールや記事、論文など「実践の場での英語」をブラッシュアップするものです。つまり、文法の誤りの解説なんかよりは、より自然な英文を作るためのポイントやニュアンスも含めた洗練された言い換え等をしてくれるサービスです。
別の記事でWeblio Studyもご紹介していますが、こちらのAI添削も「英語学習者向け」のサービスですね。
英文ライティングの学習に使えるか?…めちゃくちゃ使えます
「英語学習者向けではない」とはいえ、Grammarlyは英文ライティングの学習にも役立ちます。なぜかというと
- 文法ミスや誤字脱字をリアルタイムで見つけて修正してくれる
- 目的に応じて文章のトーンを修正・提案してくれる(「フレンドリー」「フォーマル」「アカデミック」などなど。)
- より自然で洗練された表現を提案してくれる
といった特徴があり、英文の書き方を実践的に学ぶに最適な機能があるからです。例えば、提案された修正を見ながら自分の文章と比較することで、どのような表現がより適切なのかを学ぶことができます。ちなみに、日本人がついつかいがち&学校でやたら置き換え作文やらされがちな受動態については、極力避けるように教えてくれます。(詳しくはこちら→「受動態に書き換えなさい 問題」ってどうなの問題―知っておきたい英文法)
また、修正も、自分の文章の改善部分にリアルタイムに下線が引かれてすぐ下に提案が出てくるので、改善点が一目瞭然なわけです。(このあたりの「見やすさ」が、Weblio Study(ウェブリオスタディ)のAI添削にもあれば完ぺきなんですけど…!!!)
ただのスペルチェッカー/ 英文チェックサービスにあらず…実際の校正の様子(有料版’Grammarly Premium’)
具体的にどんなふうに修正、提案されるかはこちらで見ることができます。こちらは、有料版のGrammarly Premiumの紹介。トークが早くてわからない!という方も、実際の修正画面のところだけ眺めても充分雰囲気はわかると思います!
Grammarly Free(無料版)とGrammarly Premiumとの違いは?
上の動画の中でも紹介されているのですが、無料版のスペルチェックや文法チェックのほかに、文章の明確さのチェックや言い換えの提案といった機能が加わります。この提案が非常にきめ細かく、これを見ているだけで「あ、こんな(ピシッとした)表現ができるんだ!」と勉強になるのです。
冗長な表現をより簡潔に言い換えたり、自信のなさと受け取られかねない表現をビシッとさせてくれたり、平坦な語彙の繰り返しをより感情豊かな洗練された言い回しに変えてくれたり、するのです!
動画でもまさにこのことが触れられていて、「その場の文章をより良くするだけでなく、あなたがより良い書き手になるのをお手伝い」をします、と紹介されいますね。
もちろん、Grammarly Freeのスペルチェックや文法チェックだけでも充分便利なのですが、より表現をブラッシュアップさせたい!というような場合、特に英検一級や準一級くらいの筆記対策には凄く効きます。「自分が言いたかったことをより洗練された語彙で」サジェストしてくれるので、「自分の言いたいポイント」は含めつつ、表現がグレードアップすること間違いなし。これを意識して繰り返していくうちに、自然といろんな語彙の言い換えにも慣れてきますので、オススメです。どんどん書いて練習していきましょう。
もちろん大学でも、ビジネスメールにも使えます!
ちなみにこの「Grammarly(グラマリー)」、アカデミックプランもあって、英語圏の大学など教育機関がライセンス契約して学生たちに提供しているところも結構あるようです。(日本の大学でもいくつか検索すると出てきます!ナイス!)。実際にプレミアム機能ではトーンに「アカデミック」も選ぶことができるので、「論文らしい」表現を提案してくれるんですね。
個人的には、「海外とやりとりする部署のある日本企業なんかもぜひライセンス契約すべき」って思います。それくらい「英文をブラッシュアップしてくれる」感がすごいし、しかもそれを使うことでユーザーが実践を通じて自然と「より洗練された表現」を学習できるので、全体として会社としての英語コミュニケーション力が増すこと間違いないと思いますけどね。
ちなみに、ちゃんと企業向けプランである Grammarly Businessあります。もしあなたが担当者でGrammarly未導入だったら、ぜひ社長に掛け合ってみてください!(笑)
Grammarly Premiumが一か月無料!紹介用リンクはこちら
ということで、長年筆者が愛用しているGrammarlyのご紹介でした。まずは使い勝手に慣れるためにFreeプランから登録してみましょう!気に入ったら、こちらからPremiumの一か月無料の特典付きプランに登録できますよ!