もくじ
高校生の交換留学プログラム
気が付けばもう帰国間際
去年上の子が交換留学に出発してから気が付けば早10カ月。冒頭は2,3アクシデント(↓)もありましたが、後半はほとんど連絡もなく、たまに送金するくらいだったのですが、いよいよ帰国も近づいてきました。(留学先で怪我をした!高校生の交換留学先でのトラブル(後編)銃社会のリアル-高校生の交換留学先でのトラブル(前編))
上の子が不在の間に入れ違いで受け入れてたアメリカからの交換留学生が帰った翌日は震え上がるほど寂しかったんですがそれも2日で慣れ(早い)、「ぶっちゃけ下の子だけ相手したら良いってすごい楽」状態に。こないだスウェーデンのLanguage Exchange友達(ドライマツタケ送ってくれた人)と喋ったときにその話をしたら「すごくわかる。子どもが2人いると相乗効果で親をイラつかせてくることあるよね」って言ってました(笑)。とはいえ、さらに逞しく(もともとかなり逞しいほうだった)成長した上の子を見られるのは非常に楽しみです。
日本の高校1年生がアメリカのハイスクールの3年に編入?
さて上の子ですが、学校経由ではなく老舗団体AFSのプログラムで行っているので、留学先の受け入れ学年に特にルールはないようです。そのため、日本では高校1年生だったのが、むこうではなぜか3年生のクラスに編入することに。真偽のほどはわからないのですが3年生の方がなんやかんやイベントが多くて楽しめるし、クラスメイトと一緒に卒業して締めくくれるし…的な配慮なのかな?と勝手に思っていました。ちなみにこれは事前にはわかっておらず、渡米してその学校で配属のための英語力テスト的なものも受けたうえで決まったようでした。
=「プロムに出たい!」の野望がなぜか叶う
ちなみに上の子は、交換留学に応募する以前から、海外ドラマで見た「プロムのパーティに出たい」と言っていました(あれです、女子生徒がドレス着て男子がタキシード着て?リムジンで迎えに来るやつ。)。それが留学プログラムに応募することになり、「まあ学年が違うから無理やろう。お手伝い側とか、留学生特権(?)で呼んでもらうとかあるといいねー」とか話してたのですが、まさかの3年生(シニア)配属。この時点でプロム出席も決定、謎の強運っぷりを発揮していました。
アメリカ人の大人のもっともな心配を聞いてビビる(親が)
しかし、この話をアメリカ出身のLanguage Exchange友達にしたところ、「アジアからの留学生の年下のウブなクラスメイトがプロムに出席?!いやいやいや危険な連想しか浮かばない。封のしてない飲み物とか飲んじゃダメってちゃんと言うんだよ!」と真顔でアドバイスしてくれました。…ひぃぃっ。
ビビり散らかした私はもちろん本人にも伝えましたが、本人はさらっと「知ってる」。そしてプロムの頃にはがっつり仲の良い女の子グループもできていたようで、心配はなかったようです。ほっ…。
気が付けば弾丸ネイティブトークで愚痴る17歳
そんなこんなでプロムも終え、そろそろ帰国も見えてきたかな…というころに、一度子どもからLINEがあり、「ちょっと愚痴らせてほしい」。珍しいなーと思いつつ通話を始めると、なんと英語で愚痴り始めました(笑)。
聞けばせっかく夢だったプロムに参加したのに一緒に行ったグループ間でちょっといざこざがあった様子。こちらとしては、留学生なり日本人であることが原因でうまくなじめなかったとかディスられたとかではなく、「ティーン間のいざこざ」であることがむしろ頼もしくて、「むしろ交換留学でそこまで現地の高校生の人間関係の中に食い込んでるの凄くね?」と思いながら聞いていました(笑)。もちろん英語の発音もイントネーションも、行く前と比べたら超ナチュラルなネイティブ寄りになっていて、この変化にもちょっとびっくり。本人も喋るだけ喋ったら落ち着いたようです。
十代の一年っていろんな意味で濃い!
これまで「留学経験あり」という人は英会話スクールなどで何人か会っているものの、正直そこまでネイティブ化してる人ってめったに会いませんでした…(失礼)。上の子も、渡米前の英検では準1級に不合格くらいの英語力だったので、なんでだろう…?と思ったのですが、友達との距離が凄く近くて四六時中喋ってる高校生時代っていうのが大きかったのかなあ、と思います。ホームステイなのでホストファミリーとも喋りますしね。(その後の英語力の伸び初TOEICで945点?!交換留学から帰国後の高校生の初スコア)
これが寮生活とかでそれなりに人との距離に遠慮も出てくる大学生あたりの留学との差なのかな…などと推測しています。どうなんでしょう…。どちらにしろ、送り出したほうとしては非常に喜ばしいことです。交換留学は私費留学よりは良心的価格とはいえ、親からすれば大きな投資ですしね!
ということで、今こそこの一言かな。
I’m proud of you!