もくじ
海外でのプレゼン、2回目は余裕?
こんにちは。先日今年2回目の海外出張(2月はアジア、今回は北米)から戻りまして、引き続き時差ボケなのかただのエコノミー疲れなのかいくら寝ても寝たりない筆者です。
今回の出張は、2月にあったアジア部会のグローバル版で、本業の同業者が一堂に会する大規模なものでした。非営利組織の緩いネットワークなのですが、世界各地で文脈はそれぞれ異なるものの問題意識は共通していて、とても印象に残る一週間となりました。
期間中、たくさんある分科会でそれぞれの事例発表をするのですが、同行してくれた大学の先生の分も含めると準備しなくちゃいけないプレゼンが3本、そのうち実際自分が発表担当したものは2本。今までにやったプレゼンを手直しした短いものだったとはいえ、「事例発表よろしく」みたいな連絡が2週間前とかに来るので、出発前はギリギリまでばたばたでした。2月の出張時は英語でのプレゼンが初の上にスクリプトも覚えなきゃいけなかったので出発前も(なんならホテルについてからも)ひたすら練習していましたが、今回はもうちょっとリラックスしていました。
発表はまだいい?準備しようのない質疑応答にどう備えるか
さて、発表はこちらの言いたいことをまとめるだけなのでまだ準備できるとして、問題はパネリストとしての質疑対応。ちょっとドキドキでしたが、内容がとても身近だったこともあり、英語を意識するというよりは言いたいことが口をついてくる感じでした。発音とか細かい文法はおかしいとこはあったと思いますが、参加者が文字通り世界中からきていて、英語ネイティブでない人の方がむしろ多い環境だったので、それもよかったのかなと思います。

一番大切なことは、”How”以上に”What”
もしかしたら英語での対応で一番大事なのは、どう伝えるかももちろん大事ですが、言いたいことが「自分ごと」であるかどうか、伝えたいことが「英語であろうと日本語であろうと」自然と出てくるか、かもしれないな、と思いました。自分の中でどうしても伝えたいことがあったら、それをどの言語で伝えるか、の部分は少し重要度が下がって、英語で伝えることに対する緊張や恐怖心というのは薄れるのかもしれません。

十代での憧れが、五十代で叶うこともある。続けてさえいれば。
今回の国際フォーラムは、学生時代、いやもっというなら高校生時代に関心を持った内容に直結するものでした。その後大学はそれが勉強できそうな専攻を選んだものの、研究室のテーマは国内寄り、どんどん積極的につてを開拓して行けばもっと道も開けたのでしょうが、当時の私も今一つ受け身だったため海外留学や国際的な文脈でのに憧れつつもそのまま国内で無難に就職しました。その後縁あって学生時代の専攻分野の非営利組織に転職。英語を改めて真面目に勉強し始めたのはそれと前後してなので、アラフォーになってから。そこから10年目、がっつり50代に突入してからの今に至る、です。…高校時代から辿れば…なんと30ウン年。英検1級取得以上に時間がかかっているわけです。
なんていう遠回り。
いや、よく諦めなかったな?!
もちろん、これはスタートライン。ずっと立ちたかったステージに立てただけ。だけど諦めていたら、立てすらしていなかったのです。特に、英語という武器を手にしていなければ。
You should follow your dreams because …
ちなみに、私の愛するカラム・スコットを輩出したBritain’s Got Talentで同じく一躍有名になったスーザン・ボイルもデビュー時は確か47歳。
なので、英語学習を始めるのに遅いなんてことはない、本気でやりたいことを続けていれば夢はかなう、ということを発信していければと思います。最後に、私の大好きな歌手カラム・スコットの発言を引用しておきます。
You should always try and follow your dreams because I am a testament that they do come true.
「いつだって挑戦して夢を追わなくちゃいけない。だって僕が『夢は叶う』ってことの証しだから。」
