こんにちは。ちょっと間が空いてしまいました。いろいろ書きたい記事も溜まってしまっているのですが、今日はこの感動がさめないうちに。
もくじ
カラム・スコットって誰?というあなたのために
カラム、エド・シーラン「+-=÷× Tour(マスマティクス・ツアー)」でのスペシャルゲストに!
2024年1月、エド・シーランが「+-=÷× Tour(マスマティクス・ツアー)」で4年ぶりの来日をしていますが、その際の「スペシャル・ゲスト」が筆者の偏愛するカラム・スコットです。
誰?知らない!という方は、ぜひこちら↓で歌声を聞いてみてください!
カラムとの馴れ初め(いや出会ってないけど)
思い起こせばコロナ禍の始め、ステイホームの時期にスーザン・ボイルの登場神回でも見て気分をあげようと家でBGT(Britain’s Got Talent)を見ていた時のこと。カラム・スコットという青年が、辛口の審査員サイモンから文句なしのゴールデンブザーを貰う回をたまたま見て、その歌唱力にドはまり。なんだこの歌声は!!
これがカラムを世に知らしめた番組!
そこからYoutube Musicのプレイリストがカラムだらけになり…早4年ほど。
イギリス本国では押しも押されぬ人気になっている(と信じている)のですが、日本では「カラム好き」という人に会ったことはなく、プロフィールに「カラム・スコット好き」と書き続けるものの、「誰も知らないよね…」と思っていました。
推しを自慢したいけどきっと日本には来ない(と思ってた)
という状態で、同情した例の交換留学帰りTOEIC945の高校生に「いつか海外でのカラムのコンサートに連れてってあげるから」とそれはそれで有難いことを言われてたのですが…
それが!
つい先日、帰宅した彼女が「今日初めて家族がカラム・スコット好きっていう子に会ったよ」と話をしてくれました。「え!まじで!そのご家族にリスペクト送っといて!」といいつつ、「日本にいったいどれくらいカラムファンおるんやろうなー」などとXを検索してみると、なんと↓こちらおぐへさんのツイートを発見。
えっ
えっえっえっ?
ちょっとまってちょっとまって。カラム君来日って?
パニクりながら子ども総動員でリサーチするとなんと
エド・シーランのツアーのスペシャルゲストとして来日?!!!!しかも2日後に大阪公演!?
しかも普通だったら既にチケットソールドアウトしてたくそう~!、で終わりそうなもんですが、大阪での追加公演が決まっており、それが3日後。震える指で販売サイトのリンクをクリックすると、
まだチケットあるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
まさかの3日後の追加公演のチケットが購入できた!
いやーーーーーー。
間に合ってよかった。
嬉しいのもあるんですが、これが「日本のみなさん、ありがとう!」とか言ってる本人のツアー終了後のツイートを見て知った、とかだったらもう、泣き崩れること必至だったわけですよ。夢に見てうなされるやつ。本当そうならなくてよかった、という安堵のほうが大きいかも。それにしてもまさか来ると思ってなかったからノーチェックだった…!(←あとから調べたら、2022年にも東京公演来てました。なんだと!(笑))
しかも、大御所、エド・シーランの公演でパフォーマンスするとは。
これは日本の皆さんがカラム・スコットの魅力に気づいちゃうな。
という何様目線の高揚感に包まれた数日でした(東京公演はこれからだけどね)。
とはいえこのサイト自体はカラム・スコットのファンサイトではないので(いやもう捧げてしまいそうな勢いですがw)
多少は英文リーディング要素を入れてみます
好きなものへの熱量を英語学習に生かそうのエントリーでも書いてるように、推しに対する熱量は全力で英語学習にも生かすべきです。というかめちゃくちゃ使える推進力なんで、使わない手はないですよね。
カラムの記事を探していたところ、こちらを発見。
エド・シーランは以前からカラム・スコットにアドバイスをしていた(ザ・サン紙の記事)
Ed Sheeran has been secretly mentoring Calum Scott
NOT only is Ed Sheeran one of the busiest stars in music but he’s also one of the nicest.
I can reveal the Bad Habits singer has quietly been going out of his way to support Calum Scott ahead of the release of his second album Bridges, which is released today.
The Sun紙
なんと、このツアー以前から二人は繋がりがあったんですね。納得。
ちなみに太字のNOT only is …は主語のEd Sheeranと述語のis not onlyに倒置が起こっています。否定形でわりとあるパターン。それから最後の文節のwhichは、その前で触れられているカラムスコットのセカンドアルバムを指していますね。「関係代名詞の非制限用法」っていうやつですけど、もう全然そんな文法用語覚えるよりカラムの曲聞いてくださいw)
記事によれば、カラムの歌声を聞いて盛り上がったエド側からコンタクトを取ったようです。カラムは「自分からぐいぐいいくキャラじゃないんで」みたいなことを言ってますが、謙虚なイメージにぴったりで、さらに母性本能的なものをくすぐられてしまいますw
英語ヒアリング続けててよかった…海外アーティストのMCがわかる楽しさ
ちなみに筆者は、来日アーティストのライブに行ったのも初、という化石っぷりで、どんな感じで進行するのか全く知りません。で、「MCに通訳がかぶるのか」という心配もしてたのですが、結果全く通訳はつきませんでした。
生声を聞きたいファンには有り難いのですが、つまり観客は英語を聞き取らなきゃいけないわけです。アーティストは「この曲はこんな思い入れがあって…」とか結構合間に話をしてくるので、ファンならその場で理解したいじゃないですか!
なので、ぜひ普段からポッドキャスト聞いてヒアリング力を上げておきましょう!勉強?いえいえ、これは大事な推しのためです!
カラム・スコットの泣かせるセリフ
で、印象に残った発言ですが、
Thank you for coming early to listen to my music. It means everything to me, and you are the reason why I’m here today.
Calum Scott@Mathmtics Tour/Osaka
からの名曲”You Are The Reason”が始まったときは、本気で涙ぼろぼろ流してました(笑)。カラム、言ってしまえばエドの「前座」なので、まだスタジアムの席全部は埋まってなかったりするんですよね。
そこを早く来たことにお礼を言ってもらって(私はエドじゃなくてあなたのために来たのよーー!!w)、しかも生で本人にあの名曲のタイトル背負って「You are the reason」って言ってもらえるなんて!ファンとして涙せずにいられましょうか。
ちなみにカラムの名曲「You Are The Reason」はこちらです。ぜひ聞いてください!!
エド・シーランの日本の観客の反応への危惧「日本の観客は…」
エドも気さくな感じでいっぱい喋ってくれてましたが、一番面白かったのは次のコメント(記憶だけなので意訳&順序とか細かくは違うかもしれません!)
「日本の観客の皆は静かな曲の時は本当に静かに聞いてくれるんだよね。僕はイギリス出身だけど、向こうの人ってイベントごとはお祭り騒ぎな感じ(festive)が好きだから、すごく違うんだ。それで、初めて日本に来たときは『僕の曲ウケてないのかな』って心配だったんだよ。でもそれもとても敬意を持った聞き方(respectful way)なんだよね。音楽を愛してるってことだ。有難う!
エド・シーラン@28/1/2024京セラドーム大阪
そんなこんなで、推しの英語のMCを理解したい!というだけでも充分立派な英語学習の動機になる、と再確認した日でもありました。
好きなものを英語で追うならそれはもう英語学習ではなく「推し活」
今回はついつい力はいりすぎて暑苦しくなってしまいましたが(笑)、皆さんも自分の好きな海外アーティストがいたら、ぜひその情報を英語で追いまくってみてください。もちろん歌詞も覚えて歌も歌いますよね!
好きな内容ならそれは既に「気の重いお勉強」なんかではないのです。推し活です!ぜひ英語学習に取り入れてみてください!
おまけ
「英語の勉強は真面目なテキストでやらなきゃ意味がないんじゃない?」っていう方はこちらの記事もぜひお読みくださいね!
英検合格を目指すからと言って英字新聞やテキストばかり読む必要はない理由
英検1級合格には時事ニュース聞かなきゃダメなのか問題
あなたの「推し」はどっち?それともアジア系?アフリカ系?
イギリス英語vsアメリカ英語どちらを聞くべき?英語のリスニング対策