こんにちは。なんだかんだと気が付けばもうお彼岸です。秋。さて今日は、先日TOEIC945を叩き出したうちの高校生が11月に英検受験予定のため、そのネタで。
もくじ
TOEIC945だったら英検準1級の語彙は完璧なのか
過去記事でもご紹介している通り、交換留学に行く前は準一級の一夜漬けで敗退していったわけですが、交換留学に行かせた(正確には勝手に行くって言いだしたので費用だけ負担した)以上は最低英検準1級は合格してもらうから。というのが留学前からの約束でした。ということで、秋に受けるということで申込みを済ませ、あとは特に対策しなくても大丈夫かな~なんて思っていたのですが、先日自主的にiKnow!の出る順パス単準1級の「出る度C」をやっているのが聞こえ、横で「二択スピードクイズ」の音声をなんとなく聞いていると…
どうやら完璧ではなかった
結構間違っとるやないかーい!
いやね、まあ出る度Cなんでね。
さすがに出る度AとかBはたいがい知ってるんだと信じたいです。
でも準1級ですから、ふつうに本やらニュースやら英文章読んでたら使う単語です。英検1級みたいにマニアックだから…という逃げは許されません。ていうか(覚えた今だから言いますが←エラそう)英検1級の単語も別にマニアックじゃないですが。英語圏でちゃんと使われてます。
まあまるで自分は完璧だったような口ぶりですが、たぶんTOEIC960とったあたりの私も、iKnow!やり直し開始前だったら同じ問題やっても結構間違ってたと思うんですよねw まあそんなもんです。ほら、出る度Cですから(笑)
ということで、ごくピンポイントな事例ですが、準1級レベルの英単語は網羅してなくてもTOEIC900オーバーなケースはここに存在する(した)ことが判明しました。
このへんの英単語対策はiKnow!ネタ結構書いてますのでよろしければお目通しください。
結局は英語のポートフォリオも人それぞれ
ちなみに私の場合、準1級にははるか昔に合格していて(どれくらい昔かはこちら)、がっつりアラフォーになってやり直しを始め、TOEIC960までいってからの英検1級なので、子どもとは順番が逆なんですよね。あとリスニングとか語彙とかの得意分野、英語のポートフォリオ的なものも全然違うので(留学経験者と国産学習者、で、同じ家庭内でも対極ですw)、まあそんなこともあるでしょう。
正直、交換留学先で普通に授業でオールA取ってきたんだから相当語彙力も伸びていて、準1級レベルはたいがい身についてるんじゃないかコイツ、と思って子どもの英語学習にはもう口を出していませんでした。しかし。
TOEIC900超えでも(うちの高校生に限っては)出る順パス単で伸ばせるのびしろは余裕で存在する。
ということを理解し、その後隙あらば再び「iKnow!やった?」と聞き始めました(笑)。
ちなみに英検1級は?
英検1級が効くか効かないか、も、ルートマップによって人それぞれ
ちなみに今回準1級受かったとして、次は英検1級を目指せ…!と言う予定はありません。なぜなら、目指す目的が私と子どもでは全く違うから。英検1級以上って、自分が決めて目指すものであって誰かに言われて目指すもんじゃないと思うので。たまに『小学生で・中学生で英検1級合格!』とかありますが、うちは既に高校生だし、別に私が教えて英語力がついたわけでもないし、宣伝材料にするわけでもないのでね。
さらに本人、大学でも留学したいらしいので、ここからは何に時間を割くかはよーく考えないといけません。よく自分で考えて、自分の進みたい道に一番必要なことに時間を割いてもらえたらと思います。海外大学留学を目指すならTOEFLやSAT対策にシフトしていくときに、英検1級の対策はさすがに傾向が違いすぎるからです。
英検準1級あたりまでの語彙はどんな分野だって絶対使います
海外大学のアドミッションの際に英検は基本評価としてカウントしてもらえません(国内の大学入試とかでは評価してもらえますが)。なので、高校生的には準1級で英検は卒業、ということになると思います。とはいえこれは、「英検自体が留学志向の英語学習者に役に立たないというわけでは全くないです。「準1級レベルまでの英語学習の努力は、今後英語を使っていくなら何一つ無駄にならない」ですから。ということで、「英検なんて実践では役に立たないよ」なんて逃げ口上に騙されることなく、準1くらいまでは取っておいたらいい、と思います。そこから先は、あなた次第!ですね。
うちの高校生も、今は学校のテスト対策で忙しそうなので黙ってますが、私からの「iKnow!やったかリマインド」がまた始まることでしょう。ま、これもあと1,2か月で卒業ですね!(してくれますように!)→無事合格しました。