先日90冊目の報告をした洋書読書ですが、「これからは冊数より内容…」みたいなことを書いておきながら、その後衝動的に一週間で91冊目を読みました(汗)ので、ご報告します…。
もくじ
91冊目に読んだ本は…!
こちら。
Before I Go To Sleep S.J. Watson
実をいうとこの本、Good Readsでカウントはしていなかったものの、むかーし、多読の初期に読んでるんです。「確か読んだことがある気がするんだけど…」Kindleに履歴はないし、おかしいな~~~でもプロットが似てるな~~と思いつつ、結局先が気になるのでぐいぐい読んでしまい、「あ、やっぱり読んでるわ!」と確信がもてたのはなんとやっと8割がた読んだところで、という有様…。
記憶障害を負った女性が主人公なのですが、私がamnesiaかよ…みたいな話になってしまいました。
おそらくなんですが、むかーしむかし、amazon.jp と amazon.com のアカウントが未整理というか、別々に作れていた時代があって、統合の時にコンテンツの引き継ぎに手こずったことがあるので、もしかしてその影響で履歴が残っていないのかな…なんて無理やり推測しています。
読みだしたら寝不足必至の展開は…
ネタばれになるわけにはいけないので詳細は控えますが、目覚めたら記憶を失って今う主人公が日々必死で書きとめようとする記憶は、真実なのか、それとも…。どんどん「何を信じればよいのかわからない」要素が畳みかけるように出てきて、息の詰まるスリリングさが味わえます。2度目のはずの私も、寝不足の勢いで読んでしまいました…。
いやほんとに、初回と同レベルで夢中になるほど昔読んだ内容を覚えてないのもどうかと思いますが…。「これは本当のことなの?正しい記憶なの?」と「これは読んだ気がするけど?こんな詳細は覚えてないけど?」と、主人公の記憶の危うさと自分の記憶の危うさに対するドキドキが二重奏(苦笑)で、二スリルを味わえたんじゃないかと思います。
多読初期の本はほぼ内容を覚えていないので二巡目も楽しめる説
結局、終盤出てくるキーワードでようやく「あ、これは覚えてるわ!」というところがあり、確信を持てたわけですが、読んだとしてもずいぶん昔なので、きっと相当わからない単語を飛ばしていてディテールが新鮮なんじゃないか、と思っておきましょう…。
読み終わってみれば登場人物たちの言動に「いやそこはどーなのよ」って突っ込みたいことは多々ありますが、ここまでPage Turnerな本にそれをいうのも野暮かしら、ってことで、「楽しかった!」で〆ておこうと思います。ぐいぐい読み進められるのはやっぱりいいですね。次もまたスリラー系を読んでしまうかも。こんなペースでいけばあっさり100冊行ってしまいそうですが…そこはどうなることやら。
他のおススメコンテンツ
これまでに私が読んで寝不足になるほどとまらなかったスリラーをご紹介します!
似た感じのスリラー系で面白かったおススメ洋書
The Silent Patientは、先が読めず飽きさせないプロットも秀逸ですが、登場人物のキャラクター描写がすごく上手だと思います。映画を見てるかのような立体感。場面転換もうまくて、引き込まれること必至!
Gone Girlは映画にもなってます。私は映画を見てから面白くって原作を読みました。だいたい「原作は裏切らない」もののその逆は微妙なことが多い…ですが、この作品に関しては映画の方もテンポも構成もうまくって、非常に面白かったです!原作はもっとじっくりやらし~~く描きこんでいく人物描写がイヤミス風なところもあり、Amyの逃避行がロードムービー風味なところもあり、。一冊でいろんな味が楽しめます!
「ヒロインが記憶障害」系と言えばぜひこちら…!!
そんな系統があるとすればですが(いや結構多い設定ではありますよね)、私が一押しなのがこちら。
長澤まさみ主演で日本版も制作されてますが、いやーやっぱりぜひそこは洋画で見ましょうよ。ドリュー•バリュモアもいい味出してます!こちらはスリラーではなく、ほっこり見られるラブコメです。
…なんだか書き出すと長くなってしまいましたが、いや~洋書ってホントにいいですね!(古)
皆様も、楽しみながら英語力アップしてしまいましょう!
それではHappy Reading!