こんにちは!今日は英検一級の面接で一発合格したいわゆる純ジャパアラフォーの筆者の体験から、面接対策を振り返ってみます。
もくじ
面接のパターンを知ろう!
私が英検の面接対策をしていた頃、今のようにSNSで皆さんがどんな教材を使ってるか、なんてあまり見ておらず、何をしていいかわからなかった筆者はAmazonで評判の良さそうな以下の対策本を買いました。
お世話になった対策本
【CD+DVD付】14日でできる! 英検準1級 二次試験・面接 完全予想問題 (旺文社英検書) 単行
この本のお陰で、面接の基本の流れはわかったので良かったと思います。今は「面接大特訓」なんかが流行ってるようですね。私はあんまりテキストに沿ってやり込むことができないタイプなので、この本でざっと流れを知るくらいでちょうどよかったかな、と思っています。
英検1級二次試験の流れ
面接の主な流れは次のようになります
- あいさつ~アイスブレーク(簡単な日常会話)
- 面接官からトピックカードを5枚受け取る
- 1分間でトピックを選び、スピーチの構成を脳内で組み立てる(この間、メモはできない)
- 2分間でスピーチをする
- スピーチに関して面接官2人からそれぞれ質問されるので受け答えをする
- 終了、挨拶して退室
こんな感じ。時間にしてはあっという間ですが。
模範解答のレベルが高すぎて心が折れるときは
本には、「面接シミュレーション」「出そうなジャンルごとの想定トピック」「模範解答」「想定質疑」などがが紹介されているのですが、当時思ったのは「こんな回答、思いつかないしできるわけがない!」(笑)。今思えば、「そら、自分で考えてないことは言えないよね」。当たり前ではありました。
ただ、「書いているようなお手本のような答えができななければ受からない」というのは誤解です。なぜかというと、大事なのは主張の正しさ、もっともらしさではなく、自分なりの論の展開ができて、質問に対してもしっかりした受け答えができることだからです。主張の正誤(そんなの面接官には判断できない)が問われるわけでも、面接官を論破できるかが(そんなけんか腰になる必要なんてない)問われるわけでもありません。
「テキストに載っている模範解答との差」についてはこちらでも細かく考察しています!ぜひどうぞ。ChatGPTを英検1級の面接(二次試験)対策にフル活用/筆記対策にも応用可!-AIで英語学習
英検1級は「お手本通りにできるか」が問われる試験ではない
いかんせん我々日本人は「持論を臆せず述べる」ことに慣れていないので、どうしても「お手本丸飲み」ができなければならないのだ、と思ってしまいがちなのですが、それは違います。
英検二次対策は、正しい英語が使えることだけでなく「自分の議論を組み立てること」、もっと砕いて言うと「英検二次試験のトピックトークの「型」に自分のアイデアを落とし込むこと」に慣れていけばいいのです。これは一次試験のライティング対策にも通じます。
難しく考えすぎず、自分なりに考える作業に慣れつつ対策していきましょう。
自信なんか無くて当然!逃げ出したくなってもとりあえず一歩前へ!
あとは余談ですが。
2次試験、対策不足だし、もうパスしちゃおうかな…という誘惑は、自信のない受験者にはつきもので、実際それでパスしちゃった話も割と聞きます。私もそうだったので、気持ちは痛いほどわかるのですが、それでも受かる場合だってあるので雰囲気慣れの練習だと思って会場には体を運びましょう!だって「落ちたら恥ずかしい」「その場の沈黙が怖い」って全部自分の中だけの話ですよね。それ以外に何か失うものありますか?ないでしょ!絶対落ちるにしろ「次の合格のための模擬試験」だと思って受けましょうよ(払った受験料を思い出して!)。パスはもったいないです!がんばれ!