秋の気配も感じられる今日この頃、夏バテなのかひたすら眠たい筆者です。
今日のテーマは英語学習の効用。今まで勉強してきて自分なりに感じるところはあるのですが、まだうまく言語化できないので、まずはChatGPTに聞いてみました。
もくじ
英語を勉強することの脳科学的な効用って?
1.脳の柔軟性の向上
脳は新しい言語を学ぶ際に、シナプスの形成や強化を通じて柔軟性を高めます。新しい語彙や文法規則を学ぶことは、脳の神経結合を活性化し、学習機能を向上させます。この柔軟性は、他の認知機能にも影響を及ぼし、問題解決力や創造性を高めることができます。
ChatGPT
なるほど。でも特に創造性が上がってる気はしない今日この頃。問題解決能力が上がるのは……むしろ単に年の功かな(照)。英語勉強してるから上がってる気は特にしないんですが、勉強してない自分と比べようがないからなぁ…。
2. 認知機能の向上:
複数の言語を学ぶことは、認知機能を向上させます。英語学習者は新しい単語や文法規則を記憶し、適切に選択するために認知的な努力を続ける必要があります。これにより、記憶力、注意力、および問題解決能力が向上します。
ChatGPT
正直、日常生活における注意力は散漫なんですが…(仕事の時は別人です!)。あと日々の出来事とか凄い勢いで忘れます。「ママは人の話あんまり覚えてない」と指摘してくる子どもたちには「いっぱい覚えなきゃいけないことがあるからだよ!」と言い訳をしています。それにiKnow!で覚えた英単語を全忘れするよりはどうでもいい日々の出来事を忘れるほうを選ぶよね、と(いいのか?)。
3. 脳のリソースの最適利用
多言語を話すことは、脳のリソースを効果的に活用する能力を高めます。異なる言語を切り替えることは、脳のエネルギー効率を向上させ、認知タスクをより効率的にこなすことができるようにします。
ChatGPT
このへんは根拠はあるのか気になるところ。こないだ読んだ本”Stolen Focus”に「マルチタスクは効率がいいようで実はロスが多い説」も書いてありました。まあ切り替えに脳のリソース使うのは確かだと思いますね。効率化はさておき、トレーニングにはなりそう。
4. 言語と文化の理解
英語学習は、異なる文化や価値観に触れる機会を提供します。新しい文化を理解するためには、言語の理解が不可欠であり、これによって異文化コミュニケーションのスキルが向上します。脳は異なる文化の情報を処理するために活性化され、社会的な洞察力が高まります。
ChatGDP
新しい文化を理解したら即異文化コミュニケーションのスキルが向上するか?はまたちょっと別の問題な気もします。でも少なくとも後者に「異文化理解」が必須なのはその通りでしょうね。あと社会的な洞察力ってちょっと面白い表現だなと思います。確かに、社会的な文脈が違う相手の意向を推し量る力なんかは、英語を学ぶ際に文化的背景の違いに触れることもありますしね。
5. 言語切り替えのトレーニング
多言語を話す人は、言語切り替えの能力を鍛えます。脳は言語の切り替えに適応し、状況に応じて最適な言語を選択することができるようになります。これは、仕事や社会生活でのコミュニケーションに役立ちます。
ChatGPT
これも個人的にはなんで「仕事や社会生活でのコミュニケーションに役立」つのかよくわかりません。「最適な言葉」(言葉遣いとか言い回しとか)だったらわかりますけど、いきなり言語を切り替えるほど多文化な状況はなかなか日本では起こりえないし、ちょっと丸飲みはできない文章かも。
6. 言語学習に伴う報酬系の活性化
言語を学習する過程で成功体験が得られると、脳内の報酬系が活性化されます。この報酬は学習意欲を高め、英語学習のモチベーションを向上させます。
ChatGPT
個人的にこれはなるほど…!って感じで、同意です。英語のお仕事をし始める前でも「仕事で英語使うわけでもないのになんでそこまで勉強してたの?」っていうのは、まあ一番は単純に「わかるようになるのが面白いから」。上達すること自体が報酬なので、わかるようになればなるほどもっと上達したい!ってなってきます。この指摘はChatGPT、いい仕事してる。
7. 脳の老化予防
多言語を話すことは、脳の老化に対する保護効果をもたらすと言われています。言語学習は脳の活性化を維持し、認知症などの認知機能の低下を遅らせる可能性があります。
ChatGPT
「保護効果」って何??もしかしてprotective effectとかの直訳?「脳の活性化」はよく言われることですね。認知機能の低下、ぜひお願いしたいものです。個人的に気になってるのは「認知症になったとしたら、『後から習得した』英語をまず先に忘れていく」んだろうなあ、ということ。
以前LanguageExchangeのスウェーデン人の友達に「知り合いにイタリアから移住してきたお年寄りがいて、若いころスウェーデン語で不自由なかったのに年が行くとイタリア語しか話さなくなった」っていう話を聞いて、「やっぱ後から習得した方を忘れるか…」ってちょっと寂しくなったことがあります。
私なんか英語の習得がかなり遅いほうなので、ばっさり忘れ…ないように、せいぜい活性化効果を発揮すべく学習を継続したい!と思います。
ということでまずは一般的に言われているであろう項目を整理してみました。
メリットだらけの英語学習
一部理論的なつながりが怪しいところもありますが、少なくとも多数のメリットは挙げてくれましたね。私は脳トレ目的で英語やってるわけではないのですが、知的な刺激は凄く得られていると思います。英語がなかったら自分の人生ずいぶん退屈だったろうなと思うので、きっとこれそのものがメリットなのでしょう。
次回は、脳科学を離れたメリットもちょっと考えてみたいと思います!