もくじ
英文法の例文も時にはロマンチック
実は高校時代の時から思ってたんですが、複合関係副詞とか仮定法とか、割とラブレター向きですよね。え、何言ってるかわからない?ほら、
Wherever you are, I will follow you.
複合関係副詞
(あなたがどこにいたとしても、私はついていくわ。)
If I were a bird, I would fly to you.
仮定法
(もしも僕がとりだったら、君のところに飛んでいくのに)
ねっ?高校の先生が得意げに例文で説明してくれたの覚えません?え、寝てた?
私も高校時代は英和辞典(電子辞書なんてありませんよ昭和の高校生だから…)の厚みは枕にぴったりだと思ってましたが、ここだけは起きてたんですよね(笑)。
とっつきにくい「文法用語」をステキにする代替案を勝手に発表
だけど、文法用語で言うと何言ってるかわからないじゃないですか。だったら、「君がどこに居ようと」副詞(複合関係副詞)とか「もしも僕が鳥だったら」用法(仮定法)とかに改名してしまえばいいんじゃないかと思うんですよね。
…高校生向けの教材制作ばっかりしてたので逃避気味になってます。
文法「用語」なんて覚える暇があったら生の英語に触れたほうがいい
前にも「文法用語覚えるのが文法理解することみたいな教え方は英語アレルギー増やすだけでいいことひとつもないと思う」的なことは書いたのですが、改めて今回はその代替案を提唱ということで。
ちなみに正しい文法用語見て「え、そんな用語知らない!勉強しなきゃ!」ってなった真面目なあなた。勉強しなくていいですよ。あなたが「日本国内で英語を教えるもしくは教材作る」仕事をしたいと思ってるんじゃない限り。
日本国内の英語指導業界の業界用語のいかつさにひるむのはやめましょう
だって英検とかTOEICでそんなの出ません。さらに、断言してしまいますが英語使えるようになるのにそんなの特に必要ありません。単に、英語を教える側が体系化するのに便利なだけです。分類して体系化したら「わかった」気になれますから。でも実際に「使える」とは全然別のはなし。
学校の先生によっては、ひょっとしたらテストには出しちゃったりするかもしれません。文型問題と同じですね。
かくいう私も、一級合格した時点でそんなの頭に入ってなかったですから。英語圏で英語で仕事してる人だって知らない人が大半だと思います。
ということで、「英文法が苦手」だと思ってるあなた。もしかしたら英文法が苦手なんじゃなくてセンスのない戒名みたいな日本語の英文法用語が苦手なだけで、それ無理して覚えるのやめたら案外平気かもしれませんよ。そのぶん、多読とかPodcast聞くとか違うアプローチの、楽しめる英語の勉強から攻略していきましょう!