こんにちは。今回は、もうすぐ100冊な私の英語多読チャレンジのうち、93冊目だったか何冊目だったか実は定かではないのですが、サンプルを読みだしたらわりと面白くて勢いで読んでしまった本をご紹介したいと思います。お片付けや断捨離が気になるあなたには、特におすすめです。
もくじ
「片付けコンサルタント」のガラクタ退治(Clutter busting)のススメ
同じ著者の本の邦訳版もで出ています。
こんまりメソッドと似てる点
こんまりさんの場合は、モノと向き合った時に「ときめくかどうか(Spark joy)」に焦点を当てられていますますが、ブルックス氏の場合はこんな感じ。
What was going on was subtler than the question posed in my first book: “Do you love this, or can you let it go?” The purpose of that question was to help my readers determine whether something was part of their life or not. (中略) There’s something clarifying about honestly considering an item and seeing how you feel about it. That is the crux of clutter busting.
「これは大好き?それとも手放せる?」この質問の目的は、読者がその物が自分の生活の一部かどうかを判断する手助けをすることでした。(中略)物事を正直に考え、それに対する自分の気持ちを見つめることには、何かが明らかになる効果があります。それがガラクタ退治の核心なのです。
キーフレーズは、”Do you love this, or can you let it go?”です。
let it go, だと、レリゴー♪「捨てる」っていうより「手放す」「旅立たせる」みたいなニュアンスがあって、ちょっとハードルが下がるのかもしれません。
こんまりメソッドとちょっと違う点ーガラクタが私たちにもたらす影響を積極的に理解する
ブルック氏のこの著書は、割と対人関係をテーマとして扱う比率が高いのが特徴。どうして私たちは不要なもの(ガラクタ/Clutter)をため込んでしまうのでしょうか。
The first step is to look at how we use clutter as a buffer against others. We try to defend ourselves from being hurt in relationships by protecting ourselves with stuff.
はじめの一歩は、自分たちがガラクタを他人に対するクッションとして使っていることを認識することです。私たちは、モノで自分たちを固めて守ることで、人間関係で傷つくことから自分自身を守ろうとするのです。
なるほど。「この美顔器があればキレイになって周りから褒められるだろう/恋人に振られないだろう」「この英語の参考書を読んで英語力を付ければ仕事でも周りから認められるだろう」みたいな感じですね。
しかし、実際はそのようには物事ははたらかない、とブルック氏は説明します。
It might be scary to consider something we’re invested in. But what if we’re living with something that is actually hurting us?
自分が(時間なりお金なり)注ぎ込んできたものを見つめなおすのは怖いかもしれませんが、実は私たちを傷つけているものと一緒に暮らしてしまっているとしたらどうでしょう?
たとえば
- 美顔器を買ったはいいけどめんどくさくて/効果が実感できなくてあまりつかわない、置きっぱなしのせいで部屋も散らかるし見るたびに「無駄遣いしたかも…」と自分を責めてしまう。
- 英語の参考書を買ったはいいけど面白くなくて/時間がなくて全然勉強できない。本棚からこちらを責めるように見ている気がするけど「いつかはやるから…」と先延ばししながら見ないふりをしている。
そんな感じですね!(だいたい経験があるから想定がリアルでしょw)
モノのもたらす「空約束」に踊らされない
Yes, we can enjoy our things. Yes, they do make our lives easier at times. But to believe that things have the power to remove our sadness and make us better people will bring us disappointment and eventually despair.
確かに、物は私たちを楽しませてくれます。時には私たちの生活を楽にしてくれます。でも、物があれば悲しみが取り除かれ、物に私たちをより良い人間にしてくれる力があると信じるてしまうと、いずれ失望し、やがては絶望してしまうでしょう。
「物に頼るのは消費社会の『空約束 empty promise』に乗せられているだけ」ということを、でもそうしてしまうことを責めるのでなくて、共感をもって受け止めることで認識しやすくし、ガラクタを手放し、より身軽で大切なことを大事にできる環境にかえていきましょう、というもの。
実際の書籍の中で出てくる具体例が結構ドラマチックだったり共感できるものだったりするので、読んでいるうちにぐいぐい引き込まれていくと思います。
読み進めるうちに断捨離も進めてしまいましょう
いかがでしょう。ご紹介したのはほんの一部なのですが、興味を持っていただけたでしょうか。
「でも、この英語の参考書手放したら、英語学習をあきらめることにならない?」って思われたあなた。安心してください、なりません!
その代わり、自分の好きなものを英語で楽しんでいってしまいましょう!
すっきりしたら、新しい英語学習の習慣化を!
リスニング環境ならポッドキャストで充分!私の高校生時代なんか英語の音源なんて「カセットテープ」買うしかなかったんですが(歳がバレます…)、時代は変化しましたね…。
Kindleなら書籍も場所を取りません(笑)
ということで、ガラクタ退治/断捨離ととっても相性の良い、「楽しみながらの英語学習の習慣化」も一緒に進めていきましょう!
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