もくじ
鉄板ネタ、英米発音談義
あくまで英語リスニングの素材としてメリットデメリットは存在するか、という話ですが、
結論から言うと、「どっちでも良い」だと思います。
ネイティブ向け英語ポッドキャスト聞き流しのルールはシンプル。自分が好きな方、聞きやすい方を聞くべし。
私個人はBBCの番組をよく聞いてきました。これは意識してイギリス英語を聞こうとしてきたわけではありません。たまたま面白いと思う番組がBBCにたくさんあったから。全体の比率的にはイギリス7:アメリカ3くらい。
たまに「イギリスの発音が聞き取りにくい」という方に遭遇することはありますが、私はポッドキャストを聞き始めた最初からどっちも聞いていたので、特に戸惑った記憶はありません。どっちが聞きやすい、というのは、筆者の場合、アメリカ英語かイギリス英語なのか、というよりは、キャスターの声質でした。(女性は聞きやすく、低音のくぐもった男性の声に苦戦しました)
どっちのルートを通っても最終的には両方聞けるようになる
ただ確かに「ブリティッシュアクセントの聞き取りは苦手、アメリカ英語のほうが聞きやすい」という方は多く、その逆には遭遇したことはありません。映画にしろドラマにしろニュースにしろ、触れる機会はアメリカ英語のほうが多いからでしょう。
ただこれは単に「慣れ」の問題なので、どっちから入ってもしばらくすれば両方意識せず聞き取れるようになります。そして、イギリスの番組にもBBCなど面白いものはいっぱいあります!食わず嫌いは勿体ない。
演出過多気味のアメリカ、淡々としたイギリス
大手報道系Podcastの英米比較
発音からは離れますが、筆者がBBCをよく聞く理由のひとつに、BGMが殆ど入らないことがあげられます。というより、アメリカの大手報道番組系のBGMが多いのかも。
例えばアメリカのCNNだと、リポーターやキャスターの喋りにかぶせて、ドラマチックだったり悲しい曲調だったりするBGMを流してくるのです。これがノンネイティブの身からすると音声が拾いにくくなる上に、理解しようとしてるのにBGMに注意力が持っていかれる。つまり気が散ります。
演出で「この話悲しいでしょ!」とか「ここで希望が見えるの、ほら感動して!」などと言わずとも、報道番組なんだから事実と構成で勝負してくれないかい、と思うのです。
それに引き換え、BBCの音響効果は必要最低限。ドキュメンタリーも、淡々と展開します。どう感じるかは聞き手に委ねてくれる、大人な余裕が好きです。そのほうが英語に集中できますしね。
「萌え」が最強。好きな方を聞きましょう
そして気がつけばゴリゴリのブリティッシュアクセントな喋りを聞くと「そうそう、コレよコレ〜!」などと萌えを感じるようになっていたのも事実です(笑)
最初に「これがブリティッシュアクセントか!」と聞き取れたのが、ドラマ「デスパレートな妻たち」のSusanがほんの一時の恋人だった、イギリス人御曹司のセリフだったからかも(誰)。彼の雰囲気と喋り方がカッコよかったんですよね〜。刷り込みとは恐ろしいものです。
他にも「アメリカ映画に出てくるイギリス人」って、わかりやすくブリティッシュアクセント盛り気味だったりするので、比較してみるのも楽しいです。今ならだいじろーさんがYouTubeで楽しい動画をたくさん出されてますね!そうそう、ハリー・ポッターもばりばりのブリティッシュアクセント!ぜひ改めて聞いてみてください!
という感じで、あなたも実際に聴き比べて、英米発音談義に参加してみてください。
ちなみにエド・シーラン(と筆者の推しのカラム・スコット)もブリティッシュですよ!