もくじ
5 ways King Charles modernized his coronation
ここのところチャールズ国王のニュースでニュースは賑わっていましたね。そこで今回は、ワシントンポストのチャンネルから、この戴冠式に関する短い動画を取り上げてみたいと思います。
英検での頻出単語もたくさん使われていますので、1級を中心に拾ってみたいと思います。内容についても最後にポイントをまとめてありますので、聞き取るときの参考にしてみてくだださい。
- coronation 戴冠
- lavish 贅沢な
- sovereign 君主、君主の
- modernize 近代化する
- easier said than done 言うは易く行うは難し(言うのは簡単だが実行するのは難しい)
- medieval 中世の、旧式な
- homage 敬意、忠誠の宣誓
- aristocrat 貴族
- pledge 制約する
- anoint 指名する anointed by God 神により指名される
- privilege 特権
- inherited 継承した、相続した
- exclusive 排他的な、閉鎖的な <- > inclusive 包括的な, diverse 多様な
- multicultural 多文化の
特に太字の単語などは、こうした機会でないと文脈がぴったりする用例がないので、この機会に覚えておくとよいですね。
私も単語帳で学習していた時の和訳が anoint =「聖油を塗る」となっていて、「何じゃそりゃ」と思ったのを覚えています(笑)。大司教が聖油を塗って国王を選ぶ、という儀式から=「指名する」という意味になっているのですね。
これまでの戴冠式と異なるポイント
新国王の意向である皇室制度の「スリム化」「近代化」が反映されて、今回の戴冠式はこれまでと歴史的に異なる点が動画中でも紹介されています(以下のおとり)。
- ヒンズー教徒( practicing Hindu )であるリシ・スナク首相が新約聖書の一説を読み上げた
- 王室の力の象徴とされるThe Sword of Offeringと呼ばれる刀を持つ役を初めて女性が務めた
- 全て黒人歌手により構成されるゴスペル隊により歌が披露された
- 歴代使われてきた植民地時代にインドから持ち去られたとされるthe Koh-i-Noor Diamondと呼ばれるダイアモンドの王冠は今回使用されなかった
そのほか、君主制に反対する市民のデモの様子なども紹介されていました。“Abolish the Monarchy” 「君主制廃止!」と大きく黄色い旗に掛かれていますね。このabolishも重要単語ですが、こういう実際に使われる文脈で見ると、「微妙にピンとこない単語帳の例文」よりしっくり納得できて、定着しやすいと思います。
…いかがでしょう。聞き取れましたか?ちょっとキツかった!という場合も、英語の字幕をONにしたり、速度をゆっくりにして聞いてみたりしてください。いきなり全部聞き取れる必要ありませんよ!(だったら勉強することないし…w)
余談ーチャールズ国王、カンペ見過ぎ疑惑
オマケはこちらの動画…いや…めっちゃカンペ見るやん(笑)って思ったのは私だけでしょうか?
ゴールデンウイークが終わってブルーな方もいらっしゃるかもしれませんが、英語学習のルーティンが崩れちゃって…と言う人は、習慣づけを軌道に戻してやる重要なタイミングですね。無理なく楽しく、明日からもHappy Learning!