もくじ
もちろん全部大事、だけど
今回は、私がこれまで「 楽しみながら継続できる」英検一級対策に実践してきた内容について、4技能ごとに整理してみました 。 今まで個別の技能についてはそれぞれご紹介してきましたが、ここで一度まとめて整理してみます。
これがなければ英検1級合格はなかった!勉強法スキル別一覧
★の数は私の合格に役に立ったと思う度合いです。特に★5つは、「これなしでは絶対に合格しなかった」と思っているもの。基本どれも皆さんにおすすめできるものなのですので、具体的な勉強法はそれぞれのページをぜひご覧ください。
語彙対策 iKnow+でる順パス単1級 | ★★★★★ |
リスニング Podcast | ★★★★★ |
リーディング Amazon Kindle (基礎練習/「多読」) | ★★★★ |
ライティング IDIY | ★★★★ |
スピーキング Cambly, Language Exchange (基礎練習/「音読」「シャドウイング」) | ★★★ |
ちなみに、皆さんの英語のプロフィール(これまでの学習経歴や留学、海外経験の有無など)によってこのお役立ち度合いは全く変わってくると思いますので、あくまでご参考まで。ちなみに私の英語歴はこちら(いわゆる純国産英語学習者です)。でも割と、英検対策としてはどんなバックグラウンドでもこの4技能&語彙をバランスよく求められるのは同じですね。
インプット(リーディング、リスニング、語彙対策)はやはり最重要
多聴多読の有効性はたくさん言われていますが、私の場合は多聴は Podcast の聞き流しで、多読は洋書の読書で実践してきました。どれも自己流ですが、うまく定着するまではしっくりくるやり方をしつこく試行錯誤してきました。
この二つはアウトプット、つまりライティングやスピーキングの基礎となるものです。なぜなら、読んだことのない文章は書けませんし、聞いたことのない文章は話せませんから。 いくら英文法や単語を知っていたとしても、実際に生の英語に触れてずに頭の中だけで英作文をしても、どこか不自然な英語だったりコロケーション的におかしい(普通だったらそんな言い方はしない)というような表現になりがちです。
リーディングやリスニングができる だけでは英語ができるとは言えません。ですが、 リーディングやリスニングの量が不十分では、英語のアウトプットができるようにもなりません。
大量のインプットでアウトプットの土台作り
自信を持って書いたり話したりするためにも、普段から生の英語に触れ、「こういう時はこういう表現をする」といった引き出しをたくさん持っていることが大切です。 以上の点を意識して、4技能のうち自分はどこが弱いかを意識しながら、それぞれのトレーニングにかける時間を考えてみてください。
どんな環境でも、今や自分で英語漬け環境は作れます
ちなみに、私はこれを国内で続けてきましたが、海外にいても基本は同じだと思います。もちろん、「授業を英語で受け課題も英語でこなしている」くらいであればリスニングやリーディングは気にする必要はないでしょうし、ホストファミリーや友人と四六時中おしゃべりができる環境ならスピーキングはあえて補足する必要はないでしょう。それでも、「海外にいれば上の要素を自動的に日々網羅できるか」と考えたら、必ずしもそうでもないからです。
逆に言えば、上記の要素はどのような環境であっても意識していく必要があり、それを日々実践していけば、どこにいても英語の技能は上達するということだと思っています。
皆さんなりの方法で、納得のいく方法を見つけてください。そしてこのサイトが少しでもそのヒントになれば幸いです!