もくじ
大きな旅行カバンを抱え焦った様子のお姉さんに話しかけられる
先日下の子と遊びに行ったシンガポールでの一幕です。念願のマーライオンを見に、ベイリアに行った日のこと。マーライオン公園内のスタバで並んでいると、前にいたお姉さんが焦った様子で話しかけてきました。最初は中国語だったのですが、こちらが英語で「ごめん、わからん」と返すと、英語で「あなたこのアプリ使ったことある?空港に行くのにタクシーを呼びたいんだけど、うまく行かないの。もうすぐ飛行機に乗らなきゃ行けないんだけど…」とのこと。
それは焦るね!
ちなみにお姉さんが使おうとしていた、現地で一般的らしいアプリはこちら。
Grab
現地版Uberという感じ
しかし、私もただの旅行客。仕方ないので「私もアプリ昨日初めて使っただけでわからない!店員さんに聞いてみて!」と答えました。
たまたま対応したスタバの店員さんがカリスマだった
幸いすぐにお姉さんの順番になり、注文と同時にスタバの店員さんに質問。ちょっと緊迫したやりとりのあと、店員さんが「わかった、タクシー呼ぶから!」。目の前ですぐ電話すると、「呼んだから、お店出たとこのタクシー乗り場で待ってて!」
店員さん、かっこいい!
感激したお姉さんが、シンガポールのドル札(何ドルかはわかんないけど、たぶん多め)に店員さんに渡し、お釣りを断ると「チップだから取っといて」的なジェスチャー。去り際に目が合った私に頷きながら微笑むと。大きなバッグを担ぎいそいそと店の外へ。
よかったよかった!
その後店員さんはと言うと、受け取ったドル札をレジに通すと、お釣りを受け取ることなく目の前の募金箱にチャリン!と入れると列の次にいた私と子どものほうにさっと振り向き、こう声をかけたのでした。「Hi! きゅー、ろく!(持って並んでた炭酸水とクッキーの料金が9ドル6セントだったのを日本語で教えてくれた)」。
…あなたがシンガポールのスタバのカリスマ店員さんですか!
私達親子を日本人と見抜いた上で、さらっと日本語対応してくれるなんて!子どもと私の立ち話から聞き取ってたんだろうな、と感心していると、その後お会計のあと「アリガトウ!」とさらに日本語が。
…もしかして各言語対応してます?
終始とても明るくキビキビとした店員さんでした。良いもん見せてもらったわー!と爽やかな気分になりながらレジを離れたのでした。
ぜひシンガポールにお立寄りの際はマーライオン公園のスターバックスへ
ここでの宣伝がいかほどの効果かは謎ですが、シンガポールからのアクセスもいただいてるようなので、書いとこ。さらに人気が出るといいな、あのお店。
ちなみに地図載せときます
その後は涼しい店内で明るいシンガポールの空を眺めつつ、多文化国家シンガポールの懐の深さに触れたような気分になったのでした。
…ちなみに現地での「やたら中国語で話しかけられる案件」はこちらで↓