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ペーパーバックが洋書の代名詞だけど…
今日は洋書の読書について考えてみたいと思います。英語を勉強し始めて、憧れとして「ペーパーバックをかっこよく読んでみたい」、というのがあると思います。私もありました!
しかし。学生時代、または就職してから、そして英語のやり直しを始めた当初、と、ちらほらとペーパーバックを買ってみるもののものの見事に全て続きませんでした。英検は当時準1級ホルダー。なのに、どうして??
しかし、その後試行錯誤の末、今では洋書は生活の一部として毎日読むようになりました。
ただし、ペーパーバックではなく、Kindleで。
洋書のリーディングは Kindle が絶対おすすめ
あまり知られていませんが、Kindleでの読書はペーパーバックでのそれと比較して格段に楽なのです。いくつか理由があります。
便利な辞書機能
まずはなんといっても辞書機能。Kindleでは、わからない単語があったらその単語を長押しするだけで意味が表示されます。「多読」では辞書はひかないと言う原則があるのですが、それは紙の辞書をわざわざひいていると読書の流れが途絶えてしまうからというのが大きいと思います。意味が分かる事自体はいけないことではありません。読書の流れを中断せずに、その場で意味が拾えるならば、わかるほうがむしろ意味が定着しやすいともいえます。
ただこれもバランスで、完全に意味がわからないと前に進めない精読癖が出てしまうなら、引かない方がいいかも。いずれにしろ「自分が快適に読み進められる方」を基本としてみてください。
文字の拡大機能
Kindleのもう一つのメリットは、文字の拡大機能。これは中年以降の老眼が気になるお年頃の皆さんに特にかもしれませんが、文字を好きなサイズに変更することができます。便利!
読書の進捗状況の表示
そしてさらに地味ながら威力を発揮してくるのが、今読んでいる場所のパーセンテージの表示や、「章を読み終わるまで○分」などの進捗状況の表示機能です。これが、あと5分で読み終わるならこの章を読みきってしまおう、とか、今日は少なくとも30%まで読みたい。とかの、自分なりのペース管理に非常に役に立つのです。これがなければ、ちょっと疲れてしまったらその場でやめてしまったり、ということが多発すると思いますが、ある程度目標ができるので、長期的に続きやすいと思います。
最も重要かもしれない 防水機能
そして最後は、何より、お風呂で読める防水機能です。忙しい1日の中で、洋書の読書にかける時間を捻出するのはなかなかに難しいもの。特に一生懸命勉強されている人ほど「これ以上どこでリーディングの時間を捻出しろと?」と、悩まれることもあるようです。
そこで。私は主にお風呂の中と寝る前にKindleを呼んでいます。Kindle Paperwhite であれば防水機能がありますので、ペーパーバッグのように濡れるのを気にする必要がありません。半身浴も兼ねて好きな本をじっくりお風呂の中で読むのは私の癒しの時間にもなっています。難点はたまに眠くなることですが、この場合は音読をしながら読むと集中力もアップするので良いです。
目に優しい表示と本を読むことに特化したシンプルさ
もう1つは寝る前です。Kindle 端末の場合はスマートフォンのようにブルーライトがなく、目に優しいので入眠が妨げられることもありません。また、読書以外の機能はついていないので、気が散ってしまって、 うっかりYouTube を見てしまう…なんてことも、起こりません。
是非あなたにあった 洋書生活を!
いかがでしたでしょうか。どうせ英語を勉強する、「し続ける」つもりなのであれば、真面目な「お勉強」から卒業して、是非生活の一部として、楽しめるものにして行ってほしいと思います。なぜならその方が続くし、結果的には英語力が上がるからです。
是非、洋書仲間が増えることを祈っています。