もくじ
リスニング力を伸ばすにはどうしたらいい?
リスニングを伸ばすのは筋トレと同じです。単純にどんどん英語を聞いていくしかないわけですが、何を聞けばいいか。結論から言えば、英語のPodcast一択です。
なぜならば
- 英語のPodcastはそれこそ星の数ほどある。しかも無料。
- 自分の関心のあるジャンルのものが見つかる。
- 再生アプリによっては速度調整ができる。
からです。筆者の知る限り、この時点でPodcast一択です。まだ早い?全部は聞き取れない?構いません。準1級に受かったあなたなら大丈夫、すぐ始めましょう。Podcastのプレーヤーなら何でも聞けますすが、筆者の経験から間違いないのはこちらのアプリ。
海外経験ほぼなしでTOEIC960、英検一級に合格した私が長年愛用するリスニング力アップに活用したアプリは?(しかも無料)
他の素材との比較
ほかにも英語を聞く素材として
- Youtube、洋画・海外ドラマ
- レベル別の市販の英語教材
- ニュースサイト
あたりがあげられるかなと思います。以下に細かく比較していきましょう。
Youtube、洋画・海外ドラマ…案外情報量が少ない!
好きなものを英語で見聞きするなら、娯楽としては有り(もちろん英語字幕ですよ!日本語字幕はNG)ですが、英語の勉強のメイン素材にするには、やや効率が悪いです。なぜなら、時間あたりの単語量がPodcastよりは少ないから。
登場人物が弾丸トークを休みなしにし続ける洋画はあまりありません。筆者の好きなドラマ「SUITS」も、法廷シーンや交渉シーンは弾丸トークしてたりしますが、そこまでべったりは喋ってないし、場面転換や無言シーン、恋愛パートも主人公たちが見つめ合ったりしてなんなら全然喋ってません。
Youtubeもほぼ同じ、かつ視覚情報が優位なので、リスニングだけでは楽しめない可能性があります。「聞き流し」に向かないというこ「ながらリスニング」にはちょっと向きません。人間、「わからなかったり関心がなかったりする部分があるものを見続けろ」と言われるより、「聞き流していいから聞き続けて」って言われる方がよほど楽だと思います。学校での授業を思い出してみたらわかると思います。
この点からすると、Podcastは、そもそも音声だけで情報を伝えようとして作られていますから、発音も(だいたい)はっきりしているし、時間あたりの情報量が多い。また、完全にわからなくても「聞き流し」て、たまにわかるところだけでも拾っていく、ということができます。全部わからなくても、それでいいのです。これを続けられるかが、長期的にリスニング力を伸ばす鍵です。
レベル別の市販の英語教材…お金がかかる、そして飽きる!
このデメリットは非常に簡単で、「お金がかかる」「飽きる」です。
TOEIC●●とか、英検●級向け、とか、自分向けに語彙をセレクトしてくれた教材は一件良さそうに思います。筆者も昔はいくつか買って腐らせてました。しかし、意志力が弱めの凡人としては、続かない。なぜなら…特に関心のないジャンルの同じ文章を繰り返して聞くとか、面白くないから。
それなら、多少難しくても「自分の関心のあるジャンル」のポッドキャストを、速度を70%とかにして聞き続けた方がいいでしょう。タダだし。そして断片的にでもわかったら、もっと知りたくなってくると思います。最初はあまりにわからなくて心折れることもあると思いますが、でも最初から全部わかる必要なんてないんです。
例えば、自分がこどもだったころに「大人の話」が全部わかったでしょうか?汚職事件はお食事券だと思ってったり、忖度なんて言葉は知らなかったりだったと思います。でもなんとなく耳にし続けることで、日本語の語彙を増やしてきたと思います。英語を身に着けるのも同じ。
とうことで、筆者個人としては市販の英語教材にお金を費やすよりは、ひたすらPodcastを聞き流せるための環境整備に投資することをお勧めします。こちらの具体的な方法も、追ってご紹介します。
また、もう一つ。でもやっぱりネイティブ向けの番組を聞くのががツラすぎる!というあなた。それでもあきらめることはありません!ぜひこちら↓の記事をご覧ください!
海外ニュース番組…割とアリ。ただしお手軽さはポッドキャストに軍配
これは見ることができる環境を選ぶかもしれませんが、衛星放送やネットTVなので見ることができる方は割とおすすめだと思います。既にふれた点ですが、長所として、ニュースなので情報量が多い。また、政治経済であったり事件であったり犯罪であったりスポーツであったり、だいたい文脈がわかり、ボキャブラリーも共通することが多いため、文脈から内容を把握しやすいです。また、キャスターたちも、視聴者の共感を得られるようわかりやすく感情を込めた話し方をするので、発音の強弱やアクセントの付け方が顔の表情や口の動きとセットでなんとなくインプットすることができます。このへんはPodcastにはないメリットですね。
デメリットがあるとすると、「音だけ」で完結していないのと、テレビで視聴するパターンだったりすると移動中などは聞けない、くらいでしょうか。あと、ニュースに関心が持てない場合は、ちょっと見続けるのは辛いかもしれません。でも特にアメリカのNBCニュースなどのサイトはライブの配信もあり、キャスターの衣装もカラフルで眺めていて楽しいですよ。
以上、リスニング用の素材を比較してみました。参考にしてください。
Thank you for reading. Happy learning!
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