Language Exchangeって何?という方はこちら→英語ネイティブと友達になる「Language Exchange」の歩き方
もくじ
日本好きの米国人男性の野望をお手伝い
居酒屋で失礼でなくカジュアルに振る舞うにはどうしたらいいの?
ニュージャージー州在住のF氏とLanguage Exchangeを初めて数か月。日本びいきの彼は日本にも何度か来ており、大阪で居酒屋に行って居合わせたLadiesと盛り上がり、「なんでやねん!(肩も実際はたかれた)」とリアルツッコみを受けてカルチャーショックを受けたこともある、とか。
ちなみにF氏、日本語は挨拶程度。そのLadiesも英語カタコトだったそうで、それなのにその打ち解けっぷりはすごい。大阪のおばちゃん最強です(ちなみに筆者も大阪出身です。ふふ)。
そんな彼の次の来日時の野望は、ずばり「居酒屋でナチュラルに振る舞うこと」。楽しそうじゃないか、ということで、我々のLanguage Exchangeをproductiveなものにすべく、素材として取り上げることにしました。
そして調べてみると、素晴らしいサイトを発見。
https://livejapan.com/h
このサイト、日英両言語対応なので、言語交換の素材に超便利。
米国人から見た「居酒屋」のお作法
トリッキーなところ
上記のページを一緒に見ながら解説したり質問に答えたり、店員と客ごっこのロールプレイをしてみたり、とかなりノリノリでトークは進みました。以下、実際のやりとりの中から抜粋します。
- オーダーするときにカジュアルな感じを出すにはどうしたらいいの?→「とりあえず、生」って言うといいよ。They must think you’re local!
- オーダーのとき、「一杯」と「ー本」は違うから気を付けてね。→日本語のcounting numbersは違いがsubtleでトリッキーだね。
- 「一杯」っていうとき最初のIとOを間違えてはいけません。It means breasts. →Oh, no!!
- おしぼりは手を拭くんだよね、顔拭いたらダメなんでしょ。→It can be considered rude but you wouldn’t be thrown out just because of it. でも若い女子には確実に引かれる。周りおじさんばっかりだったら別にいいんじゃないかな。やってる人居るし。
- 「お通し」がいきなり出てきても「頼んでない!」とか心配しなくていいよ。それ断っても安くならないし。
- 席にはカウンター席、テーブル席、お座敷などがあります。→ほかの客席の様子を見たいから、僕はカウンター席は嫌なんだ。→But probably you have no choice when the place is crowded. They’ll take you to a counter seat without asking.
- このお茶漬けが「シメ」って名前のメニューなの?→いやいや、There’s no such menu as “Shime”. It just means your last order. お店の人に「シメ」お願いします、っていったら「シメ」っていう特定のメニューが出てくるんじゃなくて、たぶんお会計されちゃう。シメはご飯ものが多いけど、別にルールはありません。
こんな感じでした。いろいろと「当たり前と思ってるけど外国人の視点からはびっくりなこと」があることに気が付きますね!こんなやりとりなら気後れせず英語のスピーキングの実践ができると思いませんか?Language Exchange面白そう、と思った方はこちらをお読みください。
F氏が再び日本で居酒屋を楽しめるのはもうすぐ?
最後にいつ日本が外国人観光客を受け入れるか、How other countries are now reopening the borders、みたいな話をして終わりました。世界的には次々と国境が開き始めていますものね。まだまだオミクロン株の感染が多いとはいえ、日本もいつまでも閉じていることもできないでしょう
再びオープンした時にはF氏のような日本ファンを増やすべく、おもてなし力と英語力を磨いておくことにしましょう。