こんにちは。お盆休み前に体調を崩してしまい、強制的ひきこもりで過ごした勢いで、ミニマリストの本を読み返していました。今日はその中でおススメをご紹介したいと思います。
もくじ
数あるミニマリスト本の中でおすすめの本
”The More of Less: Finding the Life You Want Under Everything You Own”
著者であるジョシュア・ベッカー(Joshua Becker)氏は、アメリカの作家、ブロガー、慈善家です。ガレージを大掃除していた際に、自分の所有物の多さに気づき、ミニマリズムの思想に目覚める。物が多すぎることが、「本当に大切にしたいこと」から時間を奪っていることに気づきます。
日本語訳版はこちら
著者ジョシュア・ベッカーのブログはこちらーBecoming Minimalist
https://www.becomingminimalist.com/
ミニマリスト本を読んで改めて考えること
物の多さのせいで、本当に大切なことから注意を逸らし続けていませんか?
ミニマリスト本や片付け(Decluttering)本は巷に数あれど、単なるお片付けノウハウ本もあったりして正直ピンキリ。私がこの本を気に入った理由は、Consumerism(消費至上主義)についてキッチリ批判的にとらえているところ。以下がGeminiによる要約になります。
ちなみに、Consumerismで調べると消費者主義、消費者保護といった用例が多く出てきますが、ここの使われ方は意味が違いますので要注意。
Joshua Becker believes consumerism is an empty promise that distracts people from what truly matters in life. He argues that our society measures success through money and possessions, and that this cultural norm, combined with relentless advertising and our own internal desires (like envy and a need to impress others), leads to excessive consumption.
ジョシュア・ベッカーは、消費主義が人生で本当に大切なことから人々の注意をそらす空約束だと主張しています。彼は、私たちの社会が成功を金銭や物で測る文化規範が、絶え間ない広告と私たちの内なる欲望(例えば嫉妬や他人にいい印象を与えたいという欲求)と組み合わさることで、過剰な消費を招くと指摘しています。
例えば「英語の勉強をしたいけどなかなかできない。」そんなときは…
ちょっと部屋を見回してみましょう。もしかしたら「英語の勉強以外」の、気を散らしてしまうものが多すぎるのかもしれません。人の意志力ほどあてにならないものはないので、本書を読みながら、一度自分の「環境」と、「優先したいもの」を見直すきっかけにしてみてもいいかもしれませんね。
英語漬け環境は、案外ミニマリズムと相性が良い
このサイトでご紹介している英語漬け環境では、紙の本(ペーパーバック)より電子書籍(Kindle)、英語の参考書や英字新聞といった「買って安心して本棚の肥やしになりがちな教材」よりも「自分の好きな本(Kindle)やポッドキャスト」をおススメしています。考えてみればこれって、ミニマリズムと相性が良い。私も英語の参考書で手元にあるのは一冊だけ(自分の勉強用でなく仕事用に買ったもの)で、あとは英検1級の対策本を見返すために置いているくらい。
とはいえ、英語以外のものをみれば本棚にはまだまだ「いつかは…」みたいな理由で置いている本もあるので、これを機に改めて見直してみようかな、と思います。
本の中では、著者が少しずつミニマリストになっていった過程や、具体例も交え、よりわかりやすく紹介されていますので、関心がある方は是非読んでみてくださいね!
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