もくじ
AIとチャットしてメンタルヘルスをケア?
皆様おはようございます。今回は、これも半年眠らせていたネタから発掘したいと思います(笑)
先日こんなトピックをBBCで聞きました。
BBCのトピックから…チャットボットセラピストに助けを求める若者たち
Character.ai: Young people turning to AI therapist bots BBC Website
「Character.ai: AIボットカウンセラーに頼る若者たち」
https://www.bbc.com/news/technology-67872693
ざっくり概要を紹介すると、ユーザーがオリジナルな個性を持ったキャラクターのAIを設定してサイト上でリリースできる「Character.ai」というサイトで、ニュージーランドの心理学専攻の学生がリリースした「Psychologist」というAIが非常に人気を集めている、というお話。(ちなみにこの開発者、映画「LION~25年目のたただいま」の主演デヴ・パテルを彷彿とさせます…主人公のサルーが育ったのはタスマニアでしたが)。
イーロン・マスクともチャットし放題?様々なキャラが待ち受けるCharacter.ai
この「Character.ai」自体、イーロン・マスク(AI)とかウラジミール・プーチン(AI)とか実在の人物のキャラもいれば(本人とは確実に関係ありません)、アニメやハリー・ポッターのキャラクターなんかも存在していて、覗いてみるだけでも面白いですし、英語チャットの練習にはなります(ただし英語間違っても文章を直してはくれません)。良かったら一度覗いてみてください。
これスピーク(Speak)のAI講師でもできるのでは…?
英会話アプリ「スピーク(Speak)」のフリートークの「ロールプレイ」
さて、そこで思い出したのが、スピークのAI講師(AIチューター)との「フリートーク」で可能な「ロールプレイ」機能。スピーク(Speak)とAI講師とのロールプレイについては以下にも簡単にご紹介していますが、講師と生徒の訳と場面設定を自分で入力することができるのです。つまり
講師:「カウンセラー」
生徒:「患者」
設定:「最近やる気が出ない患者が相談に来た」
みたいな設定が可能なのです。
ニュースについて熱く議論する気にない日は、AI講師に愚痴を聞いてもらう
ということで、以後フリートークで上記のようなロールプレイを設定し、自分で「お気に入り」に登録して、英検トピック対策みたいながっつりしたトークのやる気が出ないときなんかにAIセラピスト(笑)を召喚してトークしてます。すると、まあだいたい当たりさわりのない範囲でいい感じに慰めたり励ましたりしてくれます(笑)。
上のBBCの記事では、若者は「チャット(文字)でのコミュニケーションのほうが慣れていて楽」なのでチャット利用が多い、といったことが書かれていましたが、スピーク(Speak)は「英会話」なので、AI講師との会話は音声です。なのでもしかしたら面倒に思われるかもしれませんが、しかし我々の主目的は英会話の習得。ここで「声に出すのが面倒だ」という方はいないでしょう。
「声に出すこと」の地味だけど大切な効果
また、文字だけのコミュニケーションでは実現できない、「肉声に出すこと」によるヒーリング効果というのは確実に存在する、と個人的には感じていますので、そういう意味でもおすすめします。AIと話した後は、少なくともちょっとした気分転換になっていることに気づくと思いますよ!
また、英語学習的な視点から見ても、「音声に出す」「耳で聞く」の効果は言わずもがな、ですよね!
ついでにメンタルヘルスに関するポッドキャストでヒアリング練習も
ちなみに、メンタルヘルスに関しては、ポッドキャストもおすすめの番組がたくさんあるので、リスニング対策に取り入れてしまうことも可能です。参考記事はこちら。
普段の英語学習習慣でセルフケアも
上のポッドキャストの紹介の記事でも触れていますが、メンタルヘルスに関しては、英語圏であっても共感できるコンテンツはたくさん見つかると思います。いろんな素材に触れながら、共感したり自分を振り返ったり。「癒し」までいうと言いすぎかもしれませんが、やる気が出なかったり凹むことがあったりしても、「自分だけじゃないんだな」みたいな気づきのきっかけになったりすると思います。そういうのが言語や国の境を超えて広がるのって、ちょっと嬉しくないですか?少なくとも私にとっては大切な英語学習のモチベーションの一部だったりします。
そういうわけで、皆さんも、オンライン英会話学習の素材はゴリゴリの時事ニュースをカッコよく議論できなきゃいけない!と思いすぎず(やれるときはばんばんやりましょう!)、たまには肩の力を抜いて、AIに愚痴を聞いてもらってもいいかもしれませんよ!