こんにちは。ちょっと記事を書くまで間があいてしまったのですが、先日気になっていた「Weblio Study」の無料トライアルを体験しましたので、ご報告です。
AIの登場による英語学習の激変の可能性は以前の記事でも触れていますが、スピーキング(超有能!AI英会話アプリ「スピーク(Speak)」が今のところ断トツトップな訳(1000円クーポン有))などは既に素晴らしいアプリが実用レベル登場しています。ライティングについても、普段からネイティブ向けの英文校正AIサービスGrammarlyは使っていることから「英文ライティング添削の神アプリ」も絶対登場するはず!っていうかもうあるかも!とアンテナを張っていました。(ちなみに人力添削では既に良いサービスが存在します(英文添削サービス「アイディー(IDIY)」をフル活用で英検1級攻略)
さて、目についた広告はこちら。
なんと、AIが添削!そうそう、もちろんできるよね!
さらにこのAI自動添削機能、「使い放題!」とあるではありませんか。
「Weblio」といえばWeblio辞書にお世話にならない日はないくらい定番サービス。その英文添削なのだから…期待も高まります!
ということで、早速無料体験に登録してみました。
もくじ
いざコース体験開始!
コース一覧
4技能全部あります!
今回はライティングコースへまっしぐら
「単語コース」とか「英会話コース」とかの実力も見てはみたかったのですが、今回私の関心は「英検準1級~1級のライティング対策として使えるものかどうか」一択(スピーキング対策とかは既にアプリ”スピーク“が激推しレベルなので)。ということで、わき目も振らずライティングコースを選択。
ありますね、英検準1級レベル!わくわく!…残念ながら、「英検1級レベル」は現状存在しないようです。
「AIライティング添削コース」「英検準1級レベル」をチェック!
ではさっそく「英検準1級レベル」を見てみましょう。
選択すると、早速ライティングのお題がずらり。いいですね!練習し放題!どんなお題の練習をすればいいのかわからない!という人にはピッタリだと思います。このへんは英文添削サービスのIDIYにはない「英検特化型」サービスのメリットだと思います。
次は、AI添削サービスの実力を見てみるべく、最初のお題に挑戦です!
いざお題にトライ!
とりあえず最初にあったお題でやってみましょう。
Agree or disagree: Telecommuting is more beneficial than traditional office work for both employees and employers.
在宅勤務、増えたもんね。確かに英検のトピックとして実際に取り上げられそうなお題です。
指示も実際の筆記試験に準じて↓のように出してくれます。ここまで実績に即した形で練習していれば、当日戸惑うことはないでしょう。
実際に書いた文章は省略しますが(下の結果でだいたい晒していますが(笑))、通勤時に着る格好とか気にしなくていいし、オフィスにいると同僚と喋ったりして気が散ったりすることもあるし、Telecommuting賛成!みたいな論調で書いてみました。
いよいよ…AIによる添削結果は?!
わくわく!これでいい感じの返しがあったら…推せるんだが!ということで、瞬時に結果が返ってきたので(当たり前ですね!)見てみましょう。ちなみにこれは最短でも数時間待つ必要があるIDIYよりは優れた点ですね!
まずいいところを褒めてくれてます!褒めて伸ばす方式ですね!
個々の添削内容は、こんな感じ↓で帰ってきました!
うん…な、長いな…!
修正入ってない部分もフルセンテンス返してくるようです。
添削内容はミスったり雑な表現を使ってしまったところをビシっとさせてもらってる感じなので、なるほど!といい感じです。
しかし!
正直言って…
視覚的に単調で、見づらい…!
こういう感じのフィードバックがちゃんと自分で読み込めるタイプの人には、「アリだな!」と思うんですが…。
欲しかったのは、こんな感じ(IDIYの添削結果の例)
個人的に「IDIYくらいの添削結果の見やすさ」を期待してたんですよね…。
つまり、こんな感じ↓
どうでしょう。修正点が一目瞭然で、わかりやすいでしょう?
実際の修正内容は人力と遜色ないもしくは当たり外れない分、AIによる添削のWeblio Study優位、くらいじゃないかと思うのですが、「添削結果の見やすさ」で差がつくとは思ってませんでした。
実体験から言えば、ただでさえ「自分の書いたものを直されて、それを直視する」って結構気が重い行為なんですよね。そこで「結果が一目でぱっとわかるかどうか」っていう使いやすさが効いてくるのです。モチベーション維持や習慣付けにすっっごく大事なんですよね。
こういう結果の見やすさ向上、人力添削でないとできないのかな…?(そんなこともないと思うけど…)
ユーザーインターフェイスが惜しいもののコスパは良し!
IDIYにあるような字数制限などがないところがWeblio Studyの素晴らしい点ではありますが、ただこういう直しだったらまだGrammarlyでエッセイ書きまくる方が、即座に修正が入るし言い換えの提案なんかもレスポンシブだし…と思ったり。(そういえばGrammarlyの紹介記事をきちんと書いてないので、またいずれご紹介したいと思います。書きました!これでライティングもネイティブ級?英文校正サービス”Grammarly” [一か月無料特典有])
ということで、今回のWeblio Study。機能的には「待ってました!」というところで、英検特化型オンラインサービスとしては抜きん出ていると思うのですが、使い勝手に今一歩改善の余地あり、というところ。惜しい!!後ほんの一押しだと思うので、今後の改善を期待します…!とはいえ、月額料金を考えたときこの総合力は凄いんじゃないかと思います。
Weblio Study「AIライティング添削コース」のスゴイところまとめ
上記が画期的で素晴らしいところだと思うので、「『添削結果が見やすくなきゃイヤだ』なんてことは言わないぞ!コスパ重視だ!」という方にはかなり推せます!(なんたって月1,980円だし!)また、今回は添削コースに全振りのレビューなのですが、他のコースも気になる方は、ぜひ一度無料体験してみてください。
※本記事は2023年11月時点の体験をもとに書いています。仕様は随時変更となる可能性がありますのでご了承ください!