こんにちは。最近「国連英検」の受験対策のキーワードでこのサイトにお越しいただく方がちらほら増え、あんまり大したことを書けてないので申し訳ないな…ということで、我流ではありますが、今まで書けていなかった「たぶんこれやってなかったら合格していなかった準備方法」についてご紹介したいと思います。
もくじ
受験を決めたら即チェック&購読しましょう
国連英検A級、特A級対策に激推しのポッドキャスト – UN News
何はなくともまずこれです。国連の公式ポッドキャスト。
特にこの中のNews in Briefというシリーズが、コンパクトに「今まさに問題となっているニュース」をまとめていておすすめです。「全方位的にまずは国連の仕事のなんたるかを俯瞰したい」場合にもおすすめ!
私の場合は、ざっとここ2~3年のトピック(タイトル)を分析して頻出テーマを書き出したりしてみました。
また、気になるテーマがあれば聞いておけば、それぞれの問題に関連してくる議論の語彙や国連の問題意識などもダイレクトに把握することができます。面接のやりとりをイメージしながら、聞こえてくる音声のシャドウイングなんかしてもいいと思います!(私も面接直前はずっとやってました)。
基礎知識:国際連合広報センターのウェブサイト
中高生向けの「国連入門」みたいなリーフレットも載っていたりして、便利!
X(ツイッター)での情報収集も(ご利用は計画的に)
私個人は、X(ツイッター)はユーザーの気が散るように設計されてる上に自己肯定感の敵だと思ってるチキン(ブログの配信用にいちおうはやってみてますが…^^;)なわけですが、国連英検の面接直前だけはそうも言ってられず、活用させてもらいました。
何をしたかというと、各種国連機関のX(ツイッター)アカウントをフォローしてました。中でも外せないのは国連事務総長のAntonio Guterres氏のアカウントです。なぜかというと、面接のお題の中で、同氏の発言を引用しての出題がテンプレのようだからです(私は遭遇しませんでしたが)。
もちろん引用されているらしいのは大きな国際会議の場での発言であって(上記国連広報センターのサイトにも掲載されていますね)、SNSでの細かい発言まで問われることはないのですが、日頃のツイートも「国際情勢について今何が問題とされているか」、「国連はどういった問題意識をもって問題に対処しているか」、が表れています。これらをタイムリーに押さえておくには非常に便利なツールだと言えるでしょう。
オプション:国連公式Youtubeチャンネル
深堀りしたいテーマが決まればピンポイントで活用を
次は国連のYouTubeチャネル。
https://www.youtube.com/user/unitednations/
ただしこれは機関やテーマごとにたくさんチャンネルがあって、ラビリンス状態なのです。私はトピック1つだけ見て、「これはキリがないな」と思って情報収集は基本前述のポッドキャストに絞りました。Youtubeってやみくもに見始めても効率が悪いですし、全部なんて絶対に見終わらないと思いますしね。自分が「これだけは誰より詳しくなってやる!」みたいなテーマに絞って深堀りするときだけ活用するほうがいいかも。
私は手を伸ばせなかったけれど教えていただいた対策本
国連英検面接(A級、特A級併願)を受けてきました(当日編)で書かせていただいた親切な方に帰り道に教えていただいた本が、これ。
Foreign Affairs
https://www.foreignaffairs.com/
どちらかというとこれは一次試験のリーディング対策ですね!一次試験で出される外交に関するゴリゴリの記事を読みなれておきたい方に良いのではないかと思います。「アメリカの外交問題評議会(CFR)が発行する外交・国際政治専門の隔月発行政治雑誌」とのことなので、しっかりアメリカ視点なんでしょうね?ちょっと興味あります。
もちろんポッドキャストもありました!
ということで、ざっくりご紹介してみました。多分これ以外にもいろいろとあるのだと思いますが、私が今回まさかの一発合格を果たしたのには冒頭でご紹介しているUN Newsのポッドキャストの存在が欠かせませんでした。
また、振り返ってみて、日ごろからポッドキャスト聞く習慣があって本当によかったなと思います。
ということで、この記事が少しでもこれから受験される皆さんの参考になれば幸いです。
最後に応援メッセージ!
国連英検って、知らない人すら本当に多いので、情報収集や仲間探しに苦労するかと思います。私は「みんチャレ」で仲間探しをしました。どこかでは同志が頑張ってるわけです。そう、一人じゃないですよ!
国連英検で検索すると「意味ない」とかサジェストされたりするんですが(泣笑)、そのチャレンジが無駄になることはありません。国連に関する情報収集を通じてニュースの見方が変わりますし、日本や世界の現状を見る目も確実に変わってくるからです。国際的な視野を持つ日本人が少しでも増えるのは、素晴らしいことだと思うのです。
私も受験後も引き情報はチェックし続けてます。ぜひ一緒にがんばりましょう!