もくじ
2024年度からの英検®︎リニューアルで具体的にどんな問題になるの?
2級以上は「要約問題」が追加に
「英ナビ!」2024年度からの英検®︎リニューアルで必要な対策は?(抜粋) ーーー掲載元リンクは下記URLから。太字は筆者 英検®︎2級・準1級・1級では要約問題に備えよう 2級以上で注目したいのは、ライティング分野に要約問題が追加されたこと。(中略)2級、準1級と1級では、英語記事を読んで要約する問題が追加されます。準1級が60〜70語、1級では90〜110語の要約文を作成します。 https://www.ei-navi.jp/news/3769/?enm=20231129_m1_290B9585300B34CC5371B2CCD770FA0A&utm_source=willmail&utm_medium=email&utm_campaign=mail_3346ほほう… 「筆記問題が増える」という噂だけは聞いていたんですが、「要約問題」なわけですね。(3級~準2級までは別で「Eメール問題」とありますので上記サイトで直接ご確認ください)。
英検®リニューアルは5月実施分以降から!
このリニューアルですが、公式サイトによれば- 英検S-CBTは2024年5月実施分から
- 従来型は第1回から(=大人の方で本会場受験であれば6月一次試験分から)
1級で求められる要約文の「90~110ワード」ってどれくらいのボリューム?
ということで、次がサンプルののChatGPT先輩によるおよそ100ワード CEFRB2レベル(英検1級の筆記~スピーキングとしては妥当レベル)のエッセイサンプルです。(なんでもよかったんですがお題は「第二言語の習得」にしてもらいました。)100ワードの英文の例)Learning a second language is a transformative journey that extends beyond vocabulary. Bilingualism enhances cognitive functions, such as problem-solving and memory. More than a skill, it fosters adaptability and critical thinking. Culturally, it serves as a bridge, fostering empathy and global connections. In an interconnected world, multilingualism is a valuable asset, opening doors to diverse opportunities. Overall, the pursuit of a second language enriches lives, broadening perspectives and promoting a more inclusive, interconnected society.
内容はここでは気にしないでくださいね。要約文対策を妄想してみました
構成としては20ワード(平均)の文章を×5文、くらいですかね。これに導入~本論~結論の構成を意識したら割とあっという間。(どこまで求められるかはわからないんですが、前述の「英ナビ!」の先生の記事では文章構成も必要な書きぶりでした。) ただしガチのエッセイライティングでやるようなテンプレ( I firmly believe that …., there are three reasons. First, …」なんて表現を忠実に守ってやってたら字数が削られて実質内容うっすくなっちゃうので(笑)、上記の例みたいに転換の副詞(ディスコースマーカー)を上手に使ってピリッとさせる練習しといたほうがいいかでしょうね。 ちなみに、100字といえば私が使ってたIDIYの定期券の一日の語数上限と一緒です。IDIYでは50字、100字、200字と日替わり添削の字数制限がありますので参考にしてください。要約を含めて英作文自体に不安を感じる人は、要約や英作文にこだわらずまずは一定のお題で文章構成を意識しながらがんがん書き慣れるのにIDIYはおすすめです!要約文の導入の背景をこれも憶測で妄想してみる
主張ベタな日本人への救済…?
ここまでを読んで「えー、筆記が増えちゃうの?」と怯まれた方、「よっしゃ!」と思われた方、様々かもしれません。この変更の背景、ただの筆者の妄想ですが、英検の中の人たちが「日本人には英語力以前に『オリジナルの主張を展開するっていうことのハードル』が高すぎるから、主張を組み立てるエッセイライティングだけじゃなくて、素材は並べてくれてある要約文のほうが得意な人多いんじゃね?」ってなったんかな、などと思ってしまいます。 もっとも&やむなしの判断な気もします(個人の好き嫌いは置いておいてね!)。ただし、比重は変わるとはいえエッセイライティングが無くなるわけではないようです。エッセイライティングは留学やら大学での論文執筆やら意識したときに絶対!避けて通れないスキルで、これをなくしてしまったら英検自体があまりにも内向きな試験になっちゃうから、やはり廃止はあり得ないですね。なので、引き続きいろんな視点から議論を展開するイメージトレーニングは引き続き欠かせませんね!今後の詳細はこちらで!
日本英語検定協会 英検リニューアル特設サイト
https://www.eiken.or.jp/eiken/2024renewal/
2023年12月7日オープン!(映画の予告みたい…w) 公開されたらまたチェック記事を書く…かもしれません! 英検や時代は変われど、日本人が英語を学ぶことの意義ってそうそう変わらないと個人的には思います。人それぞれのメリットは変わるでしょうが、少しでも世界に目を開けるように。 ということで皆さん、本日もHappy Learning!ライティング対策の記事はこちら
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