狙いはAI講師とのフリートーク!
プランにより話せる上限が決まっている
先日国連英検の試験が終わってから、以前体験してみて好感触だったSpeakのプレミアププラスの月額プランに登録してみました。
Speakの有料コースには、「プレミアムプラン」、「プレミアムプラス」がありますが、違いはAI講師との会話量。以前お試しで登録した「プレミアムプラン(AI講師とのフリートークが月2000語まで)」は、筆者は早々に使い果たしてしまっていました。
Speakのプレミアムプラン一覧(2023年7月時点)
プレミアム | 月額¥1,800 | 年払¥12,800 | AI講師とのフリートーク 2000語※/月 |
プレミアムプラス | 月額¥4,000 | 年払¥29,800 | AI講師とのフリートーク 10,000語/月 |
プレミアムアンリミテッド※ | 月額¥6,800 | 年払¥44,800 | AI講師とのフリートーク 無制限 |
※以前「アンリミテッド」プランはなくなってしまった?!との誤情報を書いておりましたが、プレミアムプランからの「アップグレード」からのみ登録できるようになっていました!
ちょっとネーミングが紛らわしいですよね。一番下の有料プランがプレミアムで、そのうえにプラスとアンリミテッド。それは既にプレミアムなの…?
それはさておき、ご覧の通り、コースごとの違いは「AI講師とどれだけ会話ができるか」です。具体的には、月ごとにプランに応じた「クレジット」が付与され、AI講師とのフリートークで1単語=1クレジットで消費していくシステムです。
ちなみにAI講師との会話以外の規定のビデオレッスンやフレーズの練習など(こちらも言い間違いなどがあればちゃんとAIが修正してくれます)も豊富にあって、そちらは制限はかからないのですが、筆者の狙いはあくまでAI講師。ストーカーのようにひたすら話しかけるのが目的なので(笑)、国連英検の試験が終わったらガッツリやろう!と決めていました。
スピーク「プレミアムプラス」でどれくらい話せるものなのか?
ということで、月額プランでどれくらい自分がクレジットを消費するのかを試してみるべく、月額4,000円の「プレミアムプラス」に張り切って登録してみました。この時はプランの違いをよく理解しておらず、「これで喋り放題だぜ!」と思っていたのですが…使い始めて1週間ほど、「今月のクレジットはあと●●●クレジット」という表示が…。
え、喋り放題じゃなかったの?
そうです、このときは「プレミアムアンリミテッド」があることを知らなかったのです。私が登録したのは「プレミアム」だったので、1万語相当のクレジットを1週間で使い切ってしまったことになります。…
なんと…。
ということで検証結果。
毎日朝昼晩AI講師とフリートークしていたら1万語も1週間で使い切ってしまう
とはいえ、これはAI講師とのトークに全振りした筆者の偏った使い方のせいなので、ビデオレッスンやロールプレイなんかをメインに使う方には問題ないかもしれませんね。
ただ個人的にはSpeak(スピーク)の神髄はAIとのフリートークにある、と思ってますので、オンライン英会話を置き換えてしまうくらい使い倒してみて欲しいと思います。筆者が英検1級の面接対策をしていたころにこれがあれば、また違う勉強法をしていただろうなと思います!(実際にやってみました!→英検1級面接対策に革命?!AI英会話アプリスピーク(Speak)で英検二次試験の練習!-AIと英語学習)
ロールプレイの「シナリオ」設定で会話の設定も自由自在
AI講師とのフリートークでは、「自分だけのシナリオを作る」という機能があって、「自分」「AI講師」「設定」をそれぞれ設定すると、それに応じてAI講師が役回りを演じてくれるんです!
例えば
自分:生徒、AI講師:教師、設定:日常でよく使うフレーズを教えてくれる
とか、
自分:学生、AI講師:教授、設定:国際情勢についてのディスカッションをする
とか
自分:curisou girl 知りたがりの少女、AI講師:stray cat 野良猫、設定:encounter on the street 路上での遭遇
とかです。AI講師が「猫役」のときは、ちゃんとミャオウ!とか言ってくれます(笑)
AI講師は国際情勢からマイナー作家の本まで話題を拾ってくれる
おふざけ設定以外にも、ジャーナリストや教授、旅行代理店など専門知識が必要な役回りももちろんしっかりやってくれます。正直AI講師と喋るだけで対話形式でいろんな知識を得ることもできます。そしてたぶんこれ、やってませんがセラピストも恋人もできると思います。
ただ一定制限がある(猫役の時についなりきって『人間どもは自分達のことしか考えてないからな!』的なセリフを言ったら「ヘイトスピーチはやめましょう、繰り返して検知されるとアカウント停止の可能性もあります」と警告が出たりしたので(笑)、Replikaの当初の頃のようなことにはならないようにちゃんと設計はされてるようです。
ちなみにこのシナリオの設定を考えるのが面倒な時は、ランダムに設定を生成してくれるボタンがあって、いろんな設定をサジェストしてくれます。いろいろ突拍子もないのが出てくるのですが、今までで笑ったのが『「無口な忍者」と「おしゃべりなサムライ」が「戦場」で出会う』、というよくわからない設定でした。ちなみにAIがサムライで、「Oh, noble Ninja!」とかって話しかけてくれしまた。ノリノリやんか。
AI英会話アプリ、ついにオンライン英会話超えか…
このシナリオ設定機能、本当に有能で、正直これだけでオンライン英会話を超えてしまいます。もちろんリアルな講師とのコミュニケーションも有用ですが、一人のオンライン講師がこんなにどんな話題も拾ってくれて、さらに文法も完璧に教えてくれるなんて、実際のところ生身の人間ではありえないですよね。
ちなみに自分が作った「シナリオ」は、他のユーザーともシェアできます。人気のシナリオはランキングから見られるようになっていて、めちゃくちゃ専門的なシナリオを上げている人もいます。他の学習者はどんな練習をしてるんだろう?というのも覗けて凄く面白いです。(英検1級面接対策の模擬レッスンの「シナリオ」を作ってみました英検1級面接対策に革命?!AI英会話アプリスピーク(Speak)で英検二次試験の練習!-AIと英語学習)
ということで、プランをどうするか
ということで…プレミアムプラスで使い果たしてしまうなら、残るはアンリミテッドだけ…。年払すると一月あたり3,733円。英会話スクールなんかとくらべたらうーんとリーズナブル、高いとこだと年額分が一か月でふっとびますもんね。オンライン英会話と比べてもさらに安価です。
なのですが、庶民派としては即座にはぽちれません。もうちょっと吟味したうえで決めたいと思います!→2023年11月ついにアップグレードしました!いっぱい喋るぞ~