もくじ
Language Exchangeって?
Language Exchangeの歩き方や 「居酒屋のお作法」をアメリカ人に説明してみた – Language Exchangeで実践英会話のエントリーでもご紹介しましたが、筆者はかれこれ7~8年、言語交換の友達を探す「Language Exchange」のサイトに登録しています。
とはいえ、ずっとアクティブだったわけではなく放置していた期間がほとんど。たまに気合を入れて練習する相手が欲しいな、というときはこちらから真面目そうな相手に「Hi!」(いいね、のようなもの)を送ったりしていました。
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どんな人が利用しているのか
これまでには、日本に長期滞在中の英語ネイティブの人もいれば、アメリカ在住で日本語勉強中の英語ネイティブ、もしくはインドやシンガポールで英語を勉強している、または流ちょうに使える、といった非ネイティブの利用者とパートナーになったこともあります。そのうち何人かは、お互いが忙しくなったりして言語学習からは遠のいたものの、Facebookでつながってたまにメッセージを送ったり近況にいいね!をしたり、といった交流が続いています。また、言語学習を越えて友達になった相手もいます。
留学も海外在住経験もない筆者にとって、こうしたLanguage Exchangeの仲間たちとの交流は、「自分の英語でもこんなふうにして通じるんだ」という感動と、そうした交流で実際自分の世界が広がっていくことの感動を感じられる貴重な体験となっています。
コロナの影響で、オンラインでの言語パートナー探しが活況?
最近では、新型コロナのパンデミックのせいか、これまでになくLanguage Exchangeのサイトでメッセージをもらった時期がありました。もちろん、先にご紹介した「真面目な学習仲間をふるい分けるコツ」を駆使して相手を見定めていくわけですが、それでも3,4人やりとりの相手が残って驚いたものです。皆新しい人に出会うことが激減して、Language Exchangeに流れてきてるんじゃないでしょうか。
現在は、先日の居酒屋トークでのF氏が一番コンスタントな学習仲間で週1~隔週Skypeで話をしていて、それ以外に2~3人、月に一回程度近況についてトーク、という感じです。ただ経験からすると、月1程度だとよほど気が合わないと間延びして次第に自然消滅…というのもよくあるパターンです。
キモはお互いへの敬意と感謝。タイミングがあわなくても仕方ない
ただ、うまく利用すればスピーキング実践の場として有効なLanguage Exchangeですが、オンライン英会話ではないので、いわばお互いがボランティア。「お互いの学習意欲や日程の都合がうまくマッチする」という前提条件は、けっこうハードルが高いです。なので、「週1でどうしても会話練習したい」などとこちらの都合ガチガチの期待をしていどむのはおすすめしません。そういう場合は、やはりオンライン英会話の利用など、自分の都合優先で会話の練習ができる場を確保したほうがよいと思います。
Language Exchangeパートナーといっても、もちろん大事なのは相手への敬意と感謝。相手に期待しすぎることなく、大人の余裕で利用できるようになると、素敵なご縁が巡ってくるかもしれません。よければ皆さんもトライしてみてください。